三日月新知事初議会閉会
知事選挙の関係で、7月25日に開会された7月議会が昨日閉会しました。三日月新知事としては初めての議会でしたが、堂々とした答弁をされておられました。
選挙で戦った会派の議員に対しても丁寧な答弁をされ、若い知事でありますが、懐の深さを感じました。常に対話を基本とされ、三日月県政の政策の実現に向けて、これからも応援をしていきたいと考えております。
最終日の採決の中に、「大飯原発にかかる再審査の実施、及び運転の当否の判断を求める請願」と、「集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更を行わないようにする意見書案」に関しては、残念ながら少数により否決されました。
常に公党は、中央と地方が同じ判断をされます。それが当たり前なのかも知れませんが、原発銀座に隣接している滋賀県という地方だからこそ、異なる考えがあってもいいのではないかと思います。
9日の平和祈念式典の平和宣言で、集団的自衛権行使容認に懸念を示された田上長崎市長に対して、自民党の国会議員が「平和を維持するための政治的選択について語りたいなら市長を辞職して国政に出ることだ」と批判をされました。
国政に関することは国会議員に任せて、地方の首長は国のことに関しては言うべきでない・・そのように感じました。非常に横暴な発言だと思います。
自民党は安倍総理になってからは、国民の声に耳を傾けておられるのか、疑問に思うことがよくあります。
8月15日は終戦記念日です。私達はそれを決して忘れず、平和を継承することが、今を生きる私達の役割だと思います。
清水 てつじ