清水てつじ事務所
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平成26年長崎平和宣言

 89日は広島に続き長崎に原子爆弾が投下された日で、多くの尊い人命を奪い、多くの負傷者を出し、69年経った今も深い傷を残しております。
 長崎市長 田上氏のご挨拶の中に、「日本は核兵器のない世界の実現」のために、世界で唯一の被爆国として、核兵器の非人道性を一番理解している国として、その先頭に立ってください。
 今、我が国では、集団的自衛権の議論を機に、平和国家としての安全保障の在り方について、様々な意見が交わされています。
長崎は、「ノーモア・ナガサキ」とともに「ノーモア・ウォー」を叫び続けてきました。
日本国憲法に込められた「戦争をしない」という誓いは、被爆国日本の原点であるとともに、被爆地長崎の原点でもあります。
 世界の皆さん、次の世代に「核兵器のない世界」を引き継ぎましょう。
 
私達は、長崎市長 田上氏の長崎平和宣言は、多くの国民の心に響いております。しかし、平和の尊さを大切にし、平和を維持することが、世界でいかに難しいのかを感じることがあります。
アメリカもイラクに空爆を始めました。アメリカは、世界平和のためと言っておられるが、どう見ても石油の利権にしか映りません。
日本は、アメリカの論理に振り回され、安倍総理は集団的自衛権の行使の憲法解釈を急がれました。これにより日本の平和が維持出来るのか、全く不透明であります。
 
繰り返しますが、世界で唯一の被爆国として、そして東京電力福島第一発電所の事故が原因も解らず3年が経ち、未だに約14万人の多くの方々が、不安な暮らしを強いられています。
このような現実を目の当たりにして、これから未来に向けて世界に平和宣言することが日本の大きな役割であります。
 
     清水 てつじ

 

| 2014年08月09日 | 活動日記 |