清水てつじ事務所
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鴨川河川敷木材チップ 放射線量測定実施

 本日、鴨川河川敷の木材チップの件で、対話の会・しがねっとの県議会議員4人と私の事務所のスタッフ、奥村さんと深見さん、地元下小川区長さん、副区長さん、そして最も近いところにお住まいの住民の方とで、現地に行き、放射線量の測定をさせていただきました。
 測定場所並びに測定結果は下の表の通りであります。
 


  ブルー色のところが木材チップの放置箇所

 実際に使用した測定器
 γ SURVEY METER TCS-172

  上の地図の数字(ポイント)が表示されている箇所の測定値

  



 木材チップが放置されている箇所を測定
 ※ ③地点の入り口から、それぞれの距離の地点ごとの測定値


 
  



 
   



以上が、今日の放射線量測定の報告です。数値は、先月の県の調査結果とほぼ変わりませんでしたが、追加として、土嚢の木材チップの測定値は高い数値が出ました。
 
 警察と国の協力を得て、一刻も早く鴨川河川敷から木材チップの撤去を進めなければなりません。関係各位の皆様のご協力をどうぞ宜しくお願いします。
 
       清水 てつじ

 

| 2013年10月18日 | 活動日記 |

大戸川上流甲賀市調査

 台風26号に伴う記録的な大雨で、東京都伊豆大島では土砂崩れで多くの建物が壊れ、お亡くなりになられた方、行方不明の方が数十名を超える方がおられ、大変な状況になりました。心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 
 今日は、晴天に恵まれ昼から沢田県議に協力をいただき、大戸川の甲賀市部分と、台風18号被害の調査に寄せていただきました。
 
  地図を参考に説明します。

 

①信楽町黄瀬橋        ②大戸川ダム湖(計画)
   
③信楽町黄瀬地先       ④内裏野橋
     
⑤信楽町牧地先                   
  
⑥国道
307号 道路陥没(信楽町勅旨)   

    
 ⑦信楽町長野
 

 今回、大戸川流域の信楽町の皆様は、かさ上げをしている家が多く、それによって床下浸水から免れた方もおられますが、かさ上げをしていない所は、床上・床下浸水が多くありました。
大戸川の信楽地区は浚渫工事は進んでおらず、今後早急に浚渫工事をしていかなければなりません。
 
 信楽高原鉄道(SKR)は、台風18号で杣川の橋脚が流され、運休が続いております。この橋脚は80年間の歴史があり、橋脚を整備するには、この場所だけでなく全体の橋脚を復旧しなければなりません。それには、多くの財源が必要で国の支援を受けなければ大変厳しい状況です。信楽高原鉄道の復旧を早急に願っております。

 
 

清水 てつじ
 
| 2013年10月17日 | 活動日記 |

オスプレイ高島で日米共同訓練に参加

 朝から高島市あいばの自衛隊演習場で、日米共同訓練に国内で初めて米新型輸送機オスプレイが、参加されました。
台風26号で訓練が中止になるのではないかと思いましたが、予定通り開催され私自身も案内を頂きましたので、公開に参加してまいりました。台風の影響で雨風が強く気温も低かったですが、訓練は2基のオスプレイが岩国基地から飛び立ち、演習場に到着しヘリボーン訓練が行われました。
 報道陣も数多くおられ関心の高さが伺えました。
今回の訓練に関しては、当初から滋賀県や高島市に情報が全く入らない中で進められ、そして飛来するコースも知らされない状況で終了しました。事故もなく終えられたことは、大変ほっとしておりますが、防衛は国の専管事項とはいえ、このようなやり方は残念に思います。今夜はこのニュースで持ちきりだと思います。
     
             清水 てつじ

 

| 2013年10月16日 | 未分類 |

鴨川河川敷における放射能汚染された木材チップの緊急要請について

 高島市の福井市長と議会の清水議長が、嘉田知事に鴨川河川における放射能汚染された木材チップの不法投棄に対する緊急要請がありました。
 5項目の要請事項で市民の皆様の安心と安全を守るために、県として撤去是正の要求や刑事的責任の追及、更に行政代執行手続きには、時間を要するものと考えられることから、まずは速やかな全量撤去に向けた、今後の日程及び具体的な行程を示されたいと、福井市長ならびに清水議長は、知事に対して強く要望されました。
 
 
  
 この件は、農作物などいろんな風評が立ち、住民の皆様の間でも事実でないことが広がる可能性があります。そのようなことに惑わされないで、県はしっかりと高島市に情報提供し、高島市は住民の皆様が安心できるように努めていただければと願っております。
 私自身も解決するまで奔走したいと思っております。
 

清水 てつじ
| 2013年10月15日 | 活動日記 |

大戸川 視察

 今日は晴天に恵まれ、先日本会議で流域治水に関する推進条例が継続審議となりましたので、11月議会まで時間がありませんので、沢田県議をお誘いして、大戸川の状況の調査をいたしました。
 さすがに地元の沢田県議は大変詳しくご存じで、地先の安全度マップを見ながら、説明をしていただきました。
 
1、左岸が一番低い位置でも、今回は、上流で溢れたので、ここは越水しなかったそうで、河川敷に溜まった土砂を、大型土嚢に詰め込んで、他の箇所の工事に使用する。

 

 



2、石居橋付近では、田上からの天神川(国管理)と田んぼの中を流れる古川が合流し、いつも溢れて田んぼが浸かるところ。人家はないエリア。
 
   



 
3、左岸が大規模に、右岸も少し堤防が崩落した。被災後は、左岸は通行止めだった。その上流部分は、両岸との私有地があり、土砂の撤去や竹藪の伐採が遅れ、大津土木では、今年進める事業であった。
  

  
4、羽栗橋西詰め、堤防すぐそばの田んぼには土砂の流入。市道を越えて濁流は入ったが、排水できた。
 

 
5、支流、篠谷川合流付近。竹が絡み付いて、オレンジリボンのようになっても頑張っている桜。近くに倒壊していた大型ビニールハウスは、撤去作業中。人家は高い位置に。
 
  



 
6、堂村橋付近。床上浸水多数、市道崩落現場に応急工事完了。荒戸橋の付近、中野地区では、新たに低い住宅が浸水したそうです。
 
 
7、県道大津信楽線の決壊現場。グランドキャニオンみたいな状況で、橋の上流にあたります。
   
  
8、綾井橋直下では、右岸側から、地域の用水をひいていたようですが、このようにすっかり破損しています。
 
災害後↑                       災害前↑  
 大戸川の大津市の部分を報告しました。上流の甲賀市の部分は、後日にまた報告します。
明日は、県に対して高島市が、鴨川河川敷の木材チップの件で要望させていただきます。

 

     清水 てつじ
 

 

| 2013年10月14日 | 活動日記 |

オスプレイ 16日饗庭野演習場で日米共同訓練予定

 今日は清々しい秋の晴天に恵まれ、車で道路を走っていると自転車でサイクリングをされている方が多くおられるなど、あらためて一年の中でとても過ごしやすい季節だと感じました。 
 
 午前11時から、元高島市議会議員里田治様の叙勲祝賀会が今津で開催され、私も出席させていただきました。里田治様は永年に亘り、マキノ町会議員・高島市議会議員としてマキノ町そして高島市の発展に大変ご尽力され、多くの方々の出席者のもと盛大な祝宴でありました。
 
 昨日の中日新聞の一面に、「オスプレイ 日本海、山間部を飛行」との記事が載ってありました。新聞によると、饗庭野演習場で実施中の日米共同訓練として初めて参加する米軍新型輸送機オスプレイは、山口県の米軍岩国基地から北上して日本海側を東に進み、京都・福井県両府県境の山間部から演習場へ向かう予定で、市街地や琵琶湖上空を極力避けたかたちとなった模様です。
 滋賀県と高島市は安全面の配慮から、市街地や琵琶湖上空の飛行を避けるよう要望しており、日米当局はこれに配慮したとみられます。ただ、防衛省のこれまでの説明で「天候などを考慮して決める」としており、直前にルートが変更される可能性もあるようです。      
 しかし、これらの情報はあくまで新聞報道によるもので、滋賀県や高島市には、正式にこのようなルートで飛行する、ということは入っていないそうです。
 
 心配なのは、現在台風26号がフィリピンの東海上を進んでおり、15日から16日にかけて日本に接近する恐れがあります。どうか台風26号の被害や影響もなく、日米共同訓練も事故なく無事終わりますことを切に願っております。
 
     清水 てつじ
 
 

| 2013年10月13日 | 活動日記 |

災害ボランティアセンターの週末の活動

 916日の台風18号の被害を受け、高島市社会福祉協議会では翌日の17日に災害ボランティアセンターの設置を決定されて、18日からボランティアの募集をされ、930日まで約2,300名もの多くの方々が災害ボランティアに参加していただいきました。あらためまして全国各地から多くの皆様にお越しいただきましたことに、心より感謝申し上げます。
 
 災害ボランティアセンターの毎日の募集は、一応930日までとなりましたが、10月中も週末のみ活動ということで、災害ボランティアを募集されておられます。また高島市社会福祉協議会の職員の方は、休みも返上して職務を遂行されておられますことに対しましても、頭が下がる思いです。

     



 本日も、約30数名の方がボランティアにお越しいただき、わざわざ東京から来ていただいた方もおられたそうで、心より有難く感じております。
 被災された方々も、ボランティアの皆さんの活動に大変感謝されておられ、「お蔭さまで元気が出ました」との声を多くお聞きしました。
 
 また多くの皆様のご協力のお蔭で、被災された地区も泥やゴミなどもすっかり撤去され、元の街並みの風景に戻りつつありますが、被害の大きかった地区では、一歩、家の中に入らせていただくと、まだ床も畳もない状態のお宅が多い状況であり、あらためて台風18号の爪痕の大きさを感じます。
 一日も早く、元の生活環境に戻られますことを、心より願うばかりです。
 
      清水 てつじ
 

 

| 2013年10月12日 | 活動日記 |

9月定例議会 閉会

 918日に開会した9月定例議会は、24日間にわたり本日閉会しました。
 何回も書いておりますが、今議会の争点である「議第141号 流域治水の推進に関する条例」は、賛成多数で継続審議となりました。
 我が会派から沢田議員が、継続審議に対して反対討論を述べました。
 私たちは、大自然の猛威を抑えることができません。そのため自分達の地域は、過去の先人の教えや知恵を引き継ぎ、将来に向けて、自分達のことは自分達で命を守る事が重要です。
 昔は、水害により多くの犠牲者が出ました。川の中の対策が出来ていないと言われております。安曇川の流域の方に聞くと、「数十年前に比べれば、川の整備は進みました。」と言われておりますが、それだけでは、命は守れません。
 今回の条例は、公として何ができるのか、住民として何をすべきかがしっかりと役割分担され、互いに協力して水害から命と財産を守るというものです。
 今回は、継続審議となりましたが、11月議会に向けてどのような修正案を出されるのか。
11月議会は、1128日開会であまり時間はありませんが、我々もさらに研究と視察を重ねなければなりません。
 
 他に、今までの議会で原発に関する請願が提案されておりましたが、残念ながら少数で否決をされてきました。
 今回初めて請願第5号の「『原発事故子ども・被災者支援法』に基本方針を見直し、被災者の意見とパブリックコメントおよび『原発事故子ども・被災者支援法』に規定する目的および理念等を反映させるよう求める意見書の提出について」が賛成多数で可決されました。
 原発の影響で福島県から非難された方が全国で15万人おられ、滋賀県にも200人来られています。ところが、原発に近い福島県33市町村にしか支援がありません。それ以外の多くの方は、何の補助もありません。特に、子どもさんや妊婦の方には、健康被害を未然に防止する観点から特別な配慮をしなければなりません。今後、このような方にも法整備をしっかりとしなければ復興には程遠いと思います。
 皆様のご協力をお願い申し上げます。
 

清水 てつじ
| 2013年10月11日 | 活動日記 |

台風18号で被害を受けた方のお話

 10月に入り30度を超える日が何日かあり、考えられない気象状況です。
今回の台風18号が被害をもたらしてから、24日が経ちました。復旧にはまだまだこれからですが、その後被害者の方からいろんな声を聞くことがあります。
 ある人は家の修理を止めて、家を出ていこうかと思った方が、今回の県の生活再建資金 半壊35万円、補修100万円の支援金が決まり、家を補修して家に住もうと決意をされた方もおられます。
 またある方はマンションの1階にお住みで、ちょうどその時に、そのマンションで防水塗装工事を行っており、そこに足場があり、それをつたって2階に避難して助かったと言われておられました。
 あれだけの水害で、高島においてはお亡くなりになられた方や、ケガをされた方がおられなかったことは、驚きです。
 昨日、高島市議会が閉会をされました。被災者である清水日出夫議長は挨拶で、「今回このような大きな被害は、高島市にとっても初めての経験でありましたが、高島市長をはじめ職員に皆さんは、建設協会や消防団、消防、警察、自衛隊などの協力をいただき、迅速な行動をされたことは大いに感謝と敬意を表します。」と涙ながらに述べられたそうです。
 これからも私自身は、高島市と高島市議会と一致協力して、高島市が元気になるよう、そして住民の皆さんの笑顔が戻れるように、復旧・復興に向けて頑張っていきたいと思います。
 
 明日は9月定例議会の最終日です。我が会派としても、当初の変わらぬ考えで採決に臨みたいと考えております。
 
       清水 てつじ
 

| 2013年10月10日 | 活動日記 |

防災・エネルギー対策特別委員会

 心配しておりました台風24号も滋賀県を外れました。多くの皆さんが大変心配しておられましたが、ほっとしております。
 朝から防災・エネルギー対策特別委員会が開催されました。
 協議案件は、①先日の台風18号による被害状況と県の対応について②滋賀県地域防災計画(原子力災害対策編)の見直しについて③地震被害想定調査について④近畿府県合同防災訓練について 質疑が行われました。
 ①に関しては、60年ぶりに滋賀県に大きな被害が出た台風18号に関しては、詳細に記録に残し、今後の危機管理体制に活かして頂きたい。県の職員の皆様は、それぞれ必死に行動されたと理解しておりますが、県民目線からすると、どうであったのか考えてほしいと思います。 特に今回は、流域治水推進に関する条例の件をはじめ、台風18号の対応など、職員の皆さんも大変忙しいと思います。しかし、くれぐれも今回の鴨川河川敷の木材チップの対応に関しては、あまりにも無責任で、そう簡単に、「はい、そうですか」と治められるものではありません。
 ②
に関しては、広域避難計画やモニタリング計画など、まだまだ現実的でないと思っております。それと、琵琶湖内におけるセシウムの分配係数が3カ月で半分以下になることは驚きました。これも空間線量と湖中濃度が違うかもしれませんが、さらに研究を進めてほしいと思います。
 ③
に関しては、国からのデータを貰うだけでなく、県独自の被害想定調査の提案を期待しております。 
 
昼からは、第
4回定数検討委員会が開催されました。
 

清水 てつじ
| 2013年10月09日 | 活動日記 |