清水てつじ事務所
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9月定例議会 閉会

 918日に開会した9月定例議会は、24日間にわたり本日閉会しました。
 何回も書いておりますが、今議会の争点である「議第141号 流域治水の推進に関する条例」は、賛成多数で継続審議となりました。
 我が会派から沢田議員が、継続審議に対して反対討論を述べました。
 私たちは、大自然の猛威を抑えることができません。そのため自分達の地域は、過去の先人の教えや知恵を引き継ぎ、将来に向けて、自分達のことは自分達で命を守る事が重要です。
 昔は、水害により多くの犠牲者が出ました。川の中の対策が出来ていないと言われております。安曇川の流域の方に聞くと、「数十年前に比べれば、川の整備は進みました。」と言われておりますが、それだけでは、命は守れません。
 今回の条例は、公として何ができるのか、住民として何をすべきかがしっかりと役割分担され、互いに協力して水害から命と財産を守るというものです。
 今回は、継続審議となりましたが、11月議会に向けてどのような修正案を出されるのか。
11月議会は、1128日開会であまり時間はありませんが、我々もさらに研究と視察を重ねなければなりません。
 
 他に、今までの議会で原発に関する請願が提案されておりましたが、残念ながら少数で否決をされてきました。
 今回初めて請願第5号の「『原発事故子ども・被災者支援法』に基本方針を見直し、被災者の意見とパブリックコメントおよび『原発事故子ども・被災者支援法』に規定する目的および理念等を反映させるよう求める意見書の提出について」が賛成多数で可決されました。
 原発の影響で福島県から非難された方が全国で15万人おられ、滋賀県にも200人来られています。ところが、原発に近い福島県33市町村にしか支援がありません。それ以外の多くの方は、何の補助もありません。特に、子どもさんや妊婦の方には、健康被害を未然に防止する観点から特別な配慮をしなければなりません。今後、このような方にも法整備をしっかりとしなければ復興には程遠いと思います。
 皆様のご協力をお願い申し上げます。
 

清水 てつじ
| 2013年10月11日 | 活動日記 |