文教・警察常任委員会 県外調査その2
滋賀県も第39回全国高等学校総合文化祭として、開催されることが決まっており、その調査として、第37回全国高等学校総合文化祭が今年7月31日から8月4日まで開催されました状況について説明を頂きました。
これは、文化祭のインターハイと言われており、長崎県で全国の高校生や、海外の高校生約2万2000人が参加し、観覧者も10万人を超え、合計で12万8000人の大きな大会でありました。
平成14年度に開催希望を意思決定し、平成17年度で県議会において誘致表明をし、平成18年度から本格的に動き出し、平成23年度に長崎しおかぜ総文祭2013の第1回実行委員会が開催されました。
県内25市町のうち15市町が参加を表明し、開会基本方針として融合、発祥、共存、平和、創造をテーマに生徒による実行委員会組織で、すべて運営されたそうです。
それによりそれぞれの高校生が普段に見ることのできない大きな力を発揮されたそうです。将来の長崎の高校生は、長崎のために頑張ろうという意識が芽生えたそうです。
次に、「長崎っ子の心を見つめる」教育習慣について。
長崎では、2003年に長崎男児誘拐殺人事件が発生しました。これは、4歳の子どもさんが家族で買い物に来ていて、当時中学1年生の少年に連れ回され、最後に殺害された事件であります。
この事件以後、長崎教育委員会は、子どもたちの心を見つめ、道徳教育を重要視されておれらます。
特に、毎年すべての公立学校が、5月から7月の間の一週間を「長崎っ子の心を見つめる」教育習慣として、道徳や心の教育に関わる授業を保護者や地域住民に100%公開しておられます。
平成25年度の重点目標は、「いじめのない学校づくりにむけた校内の指導体制の確立、家庭、地域、関係機関等の連携強化」や「規範意識の高揚およびマナー向上」が取り上げられておられます。先生の熱い思いを聞かせて頂きました。