清水てつじ事務所
高島市勝野129-3 
TEL:0740-36-2077
FAX:0740-20-5531
地図はこちら

小泉元首相が「脱原発」発言

 昨日も書きましたが、びわ湖岸の鴨川河川敷に放射能に汚染された木材チップが不法投棄されております。そもそもこの木材チップのもとは、東京電力福島一原発の放射能汚染による木材を、製材業者が木材チップにして、その処分をわけのわからない行為者が自分の利権のために、美しい自然豊かなこの場所に運びこまれたことは、絶対に許せない行為です。
 
 今回の小泉元首相の発言は、原子力発電で発生する使用済み核燃料などの最終処分場建設が進まない現状のなかで、原発推進論者に対して無責任だと批判をされておられます。
原子力発電は安全である、というのが大前提であったのが、福島第一原発の放射能汚染で大きな被害が出ているのに、全く解決の先が見えないことが、このような発言になったのではないかと思います。
 
 小泉元首相は、8月にフィンランドに訪れ、高レベルの放射性廃棄物を地下に埋めて10万年かけて無毒化する核廃棄物最終処分場「オンカロ」を視察されたことが、原発を推進してきたご自身の政治的責任を感じておられるのではないかと思います。
 
 このように、国策で原発を推進してきたために、放射能汚染された廃棄物は処分する場所がなく、今回のように滋賀県民が大きな被害を受けております。
 
 滋賀県も国に対して、最終処分場の要請をされておられますが、未だに回答が無く、地元の皆様にとりましては大変ご苦労をされておられます。国も責任を痛感していただきたい。
 早急に、木材チップの撤去をお願いしたい。
 
    清水 てつじ
 

| 2013年11月01日 | 活動日記 |