大戸川 視察
今日は晴天に恵まれ、先日本会議で流域治水に関する推進条例が継続審議となりましたので、11月議会まで時間がありませんので、沢田県議をお誘いして、大戸川の状況の調査をいたしました。
さすがに地元の沢田県議は大変詳しくご存じで、地先の安全度マップを見ながら、説明をしていただきました。
1、左岸が一番低い位置でも、今回は、上流で溢れたので、ここは越水しなかったそうで、河川敷に溜まった土砂を、大型土嚢に詰め込んで、他の箇所の工事に使用する。
2、石居橋付近では、田上からの天神川(国管理)と田んぼの中を流れる古川が合流し、いつも溢れて田んぼが浸かるところ。人家はないエリア。
3、左岸が大規模に、右岸も少し堤防が崩落した。被災後は、左岸は通行止めだった。その上流部分は、両岸との私有地があり、土砂の撤去や竹藪の伐採が遅れ、大津土木では、今年進める事業であった。
4、羽栗橋西詰め、堤防すぐそばの田んぼには土砂の流入。市道を越えて濁流は入ったが、排水できた。
5、支流、篠谷川合流付近。竹が絡み付いて、オレンジリボンのようになっても頑張っている桜。近くに倒壊していた大型ビニールハウスは、撤去作業中。人家は高い位置に。
6、堂村橋付近。床上浸水多数、市道崩落現場に応急工事完了。荒戸橋の付近、中野地区では、新たに低い住宅が浸水したそうです。
7、県道大津信楽線の決壊現場。グランドキャニオンみたいな状況で、橋の上流にあたります。
8、綾井橋直下では、右岸側から、地域の用水をひいていたようですが、このようにすっかり破損しています。
災害後↑ 災害前↑
大戸川の大津市の部分を報告しました。上流の甲賀市の部分は、後日にまた報告します。
明日は、県に対して高島市が、鴨川河川敷の木材チップの件で要望させていただきます。