今年の県産米の作況指数が平年を下回る
本日は、一般質問3日目で、6人が登壇されました。
今議会は、今までよりも農政問題に対する質問が多くありました。それは、予想していた通り、夏の記録的な雨や日照不足や低温により、米の作況指数が平年を下回ったからです。
どの農家にお聞きをしても、昨年よりも収穫量が約2割以上減ったと嘆いておられます。しかも品質も8月31日時点で一等米比率77%で、しかも民主党政権にありました戸別補償も半額の7500円で、今年を含め5年で終わりです。
これから農家の皆さんが継続をしてもらえるのか、また後継者がいるのか、大変気になります。
JA全農しがによると、米が不作にもかかわらず、農家が農協に出荷するときに受け取る一時金は、コシヒカリで60㎏あたり9200円、キヌヒカリ、秋の詩も7700円で過去最低になったそうです。米の収穫は減少し、単価も下がった状況で来年の見通しが、大変厳しくなっております。国も県も、何か良い手を打たなければ耕作放棄地が益々増加するのではないかと心配を致します。
私は、農家の皆さんが生産されたおいしいお米を食べることしか出来ませんが、昨年の台風18号を目の当たりにして、田畑の保水力には驚き、被害が防げた部分もあるかもしれません。
これ以上、耕作放棄地が増加しないためにも、滋賀の農政問題を積極的に展開していかねばなりません。