ノーベル平和賞 マララさん17歳受賞 素晴らしいです
青色発光ダイオード開発により、日本人の赤崎勇教授、天野浩教授、中村修二教授の3名の方のノーベル賞受賞、誠におめでとうございます。
また今回のノーベル平和賞に、パキスタンで女性の教育権を訴えたマララさん(17歳)と、インドで児童労働問題に取り組んだカイラシュさん(60歳)のお二人が受賞されました。
特にマララさんに関しては、昨年の国連演説が印象に残っており、イスラム教徒の女性が教育を受け、そして地位向上を目指されることは当然の権利であり、17歳の女性が先頭に立って、タリバンに銃弾で命を奪われそうになったにも関わらず、テロに屈しない命を懸けた行動は、大変評価すべきであります。
彼女の国連の演説を抜粋します。
「私たちは今もなお何百万人もの人たちが貧困、不当な扱い、そして無学に苦しめられていることを忘れてはいけません。何百万人もの子どもたちが学校に行っていないことを忘れてはいけません。
少女たち、少年たちが明るい、平和な未来を待ち望んでいることを忘れてはいけません。無学、貧困、そしてテロリズムと闘いましょう。本を手に取り、ペンを握りましょう。それが私たちにとってもっとも強力な武器なのです。
1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます。教育こそがただ一つの解決策です。」
このスピーチを聞いて、全世界の方がイスラム教徒の女性が人間として大きな差別をされていることを知られたと思います。
安倍総理も女性の活躍が重要と言われています。日本のことだけでなく、全世界に対して、そのメッセージを送ってほしいです。
清水てつじ