マキノ町海津調査 日曜劇場「ナポレオンの村」
獣害対策の電気柵で、お二人死亡され、五人がけがをされたというショッキングなニュースが飛び込んでまいりました。
県内だけでなく全国には、多くの電気柵が設置され、中には恒久的な電気柵や簡易的な電気柵など、様々ありますが、地域の皆様にとっては、農業を守るためには必要な設備です。
原因は何なのか全く分かりませんが、早急に原因究明をして、公表をしていただきたいと思います。
朝から、マキノ町海津では、大木が倒れ慰霊碑に覆いかぶさっているということで調査に寄せていただき、多くの地元の皆様もお越しいただきました。
8月の慰霊祭までに何とか大木を撤去してほしいと要望され、そのようにしなければならないと思います。
また4、5年前に土砂崩れが大崎寺に起こり、その状況を確認しました。
大崎寺から見るびわ湖は素晴らしいです。
昨日、MBS日曜劇場で、「ナポレオンの村」が始まりました。見られた方もおられると思いますが、あらすじとして、東京都のエリート職員(スーパー公務員)が限界集落と言われている村の復興に向けて、奮闘されるストーリーです。
まだ第一回ですが、番組で心に残るメッセージがいくつかありました。その中で主役である浅井(スーパー公務員)が言われた言葉に「私は故郷が無くなった。」その言葉に、増田寛也日本創生会議座長が人口減少問題の調査結果で報告された2040年には896の自治体が消えるという報告を思い出しました。
東京などに住んでおられる方が、お正月や、お盆休みに故郷にお墓参りに行こうと思っても、故郷が消滅しているほど寂しいことはないのではないでしょうか。
故郷の方も高齢化や財政が厳しくなっていますが、しっかりと故郷を守るためには、自分自身のすべきことをしっかりとしていただき、そして政治の役割も大きいと思います。
この番組のナポレオンの言った言葉として「過ぎたことで心を煩わせるな。今を一生懸命生きて、過去の失敗を将来の希望に変えよう」。そう簡単にいくものではありませんが、希望を持つことは大事です。また時間があれば、この番組を見てください。
清水 てつじ