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6月定例議会閉会

 今日のブログは大変長いので、お許しください。

 6月24日に開会されました6月定例議会は、23日間に亘り本日閉会しました。

 最終日の採決においては、昨日特別予算委員会で自民・公明で強行採決された11法案をまとめた「安全保障関連法案」が、強行採決されました。今までにないような国民の怒りや、多くの諸団体からの廃案にすべきという声が上がり、私どもに対しても、各方面から反対をしてほしいという声や要望をお受けしました。

 本日も衆議院で自民・公明両党で強行採決され、参議院に送られました。60日ルールにも間に合う日程でした。

 そもそも安部総理は4月のアメリカの国会で、集団的自衛権を含む安保法制を改正することを宣言され、そしてアメリカのために約束を果たされました。それにより日本国民は多くの不安を抱え、海外に行くと日本人もテロの標的になる可能性が、増加しました。

 一方県議会では、「安全保障法制の整備について、慎重な審議を求める意見書(案)」は自民・公明、一部良知会の反対で否決されました。

 また「福井地方裁判所の再稼働に係る差し止めの仮処分の決定を尊重し、高浜発電所3号機および4号機の再稼働を行わないことを求める意見書(案)」、すなわち高浜原発の再稼働をするか、しないかであります。チームしがとして、卒原発は一丁目一番地の政策です。しかし我が会派15人のうち2人が退席され、それにより不採択となりました。誠に残念であり、協力していただいた会派には申し訳なく思います。

 閉会日は予想していた以上に時間がかかりました。それほど最初に述べた安全保障法制の整備についての強行採決には、注目が集まりました。

 最後に、我が会派の山本議員のメッセージとして・・・「もうすぐ終戦記念日を迎えます。戦争の犠牲となって失われた尊い命、御霊に対して毎年のように全国各地の平和祈念式典や慰霊祭で敬意や感謝の言葉とともに「二度と戦争はしません」と誓い合います。戦争の悲惨さを知る経験されてきた方からは、「戦争というものは筆舌に尽くしがたい。何があっても、一歩も近づいてはならない。」という意味のメッセージや教訓をいただきます。

 そして、戦後70年の今を生きる私たちは、戦後70年の平和と繁栄を享受する私たちは、未来の世代に、将来の世代につけを残さない責任があります。何としても平和を堅持する。戦争に一歩も近づかない。何より、私たちはこれらを深く胸に刻まなければならないと思います」・・・と述べられました。

 この発言が本会議で出来なかったことが残念です。その後チームしがとして記者会見を致しました。

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 皆様の期待に応えられなかったことを申し訳なく思います。

 

     清水 てつじ

| 2015年07月16日 | 活動日記 |