清水てつじ事務所
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女性の更なる活躍に期待

 朝から地元の皆さんと一緒に、滋賀県管理の内湖である乙女ヶ池の清掃に参加させていただきました。乙女ヶ池は、歴史的にも壬申の乱(672年)で多くの人々が亡くなったと伝えられ、映画の撮影にもよく利用されています。
 

 この内湖の周辺を、毎月第一土曜に地域のボランテイアの皆さんに清掃していただいております。以前に比べ、ゴミの量が大変減少しました。ありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
 
「CARAT滋賀2014」の冊子を拝見させていただいたところ、女性活躍の時代をつくる経営者の視点で、サイボウズ()の青野社長と嘉田知事との対談を読ませていただきました。
 それによりますと、知事のコメントに、「女性の約6割は第一子出産を機に退職しているそうで、日本経済地域経済の再生には、女性の多様な働き方をどう支援していくかが重要です。青野社長は、「ワーク重視型」、「ワーク・ライフ・バランス型」、「ライフ重視型」を決められる選択型人事制度など、ユニークな制度を導入し、離職率を28%から4%に減らされたそうです。」とありました。
 私自身は、小さい会社ですが事業を経営しているとき、女性社員が結婚や出産で退職していくのを何十人も見送ってきましたが、いつも残念だと思っております。
 如何に女性が働きやすい環境づくり、結婚や出産しても復帰出来るにはどのようにすれば良いのか考えております。また企業にとっては女性の能力を活かすことは、企業の将来にも大きな影響があると思います。
しかし現実はぎりぎりの経営をされているところが多く、とてもそのような余裕はないのではないかと予想します。日本の社会は、ほとんど重要なポストは男性です。滋賀県庁の管理職も圧倒的に男性が多いです。女性の細やかな感性や創造力が必要です。

 
 先日、万能細胞「STAP細胞」の作製に成功し、世界中の科学者を驚かせた理化学研究所の小保方晴子さんの研究が大変話題になっております。 
 今後、小保方晴子さんの研究が大きく発展することを願いますとともに、これからも更なる女性のご活躍を大いに期待申し上げます。

 
     清水 てつじ

 

| 2014年02月03日 | 活動日記 |

対話の会・しがねっと 福井県視察 その2

 31日は、朝から福井県議会に寄せていただきました。福井県は、47都道府県幸福度ランキング2014年度版(寺島実郎監修)で、第1位となりました。そこで滋賀県にとって関心のある重要項目について、説明をしていただきました。
 

 一、北陸新幹線に関する取組み    
   観光営業部ブランド営業課

 一、学力向上に向けた取組み    
   教育委員会学校教育政策課

 一、平成30年福井国体に向けた取組みについて
  
 総務部新国体推進課
 など多くの大きな事業が控えており、それぞれの職員の皆さんは積極的に取り組んでおられ、活発な意見交換がありました。
 
  昼からは、ファーストウッド福井工場に寄せていただきました。
 ここは、集成材の生産とプレカット加工を併設し販売しておられます。また廃棄物を木質系バイオマスの活用や、オガクズなどを自家発電付きボイラーの燃料にも活用されておられます。

  

 国内産が1割から2割で、その他は外国産材を扱っておられ、輸入国としてはフィンランド、スウェーデン、ロシア、カナダなどで、本来なら常時、丸太の在庫が4000㎥の予定ですが、現在は300㎥しかないそうです。

 それは、アベノミクスで住宅が好調で、1か月2000棟の注文が来ているそうですが、1100から1200棟のプレカットしか対応出来ないそうですが、販売単価が上がらないのに、資材と労務費の高騰で、忙しくても採算にベースに乗らないとのことです。
 今は、消費税前の駆け込み需要の影響もあり、落ち着くのを待っているそうです。
 
    清水 てつじ
 

| 2014年02月01日 | 活動日記 |

対話の会・しがねっと 福井県視察 その1

 福井県と言えば、私は東尋坊、越前海岸、カニ、そして原発とイメージしますが、皆さんはどのように想像されるでしょうか。
 ところが福井県の方にお聞きをすると、上記以外で「恐竜博物館」と答えられます。そこで私どもの会派として、このたび滋賀県は琵琶湖博物館のリニューアルが検討されておりますので、視察に行ってまいりました。

 

 琵琶湖博物館は、来年度で会館して15年目を迎えます。来館者数は当初約50万人だったのが、平成23年度では約37万人に減少しているため、リニューアルの計画があります。滋賀県として、琵琶湖博物館の入館者増加のために、どのようにすれば良いのか研究してまいりました。
 まず、福井県立恐竜博物館について紹介させていただきます。
この博物館は福井県勝山市に所在し、当初はまわりは何もないところでしたが、昭和60年にこの近くで恐竜の化石が見つかり、それ以後大規模に調査を進め、いまだに新しい化石はどんどんと発掘されているそうです。

  

 そこで福井県は、平成12年度に地上3階、地下1階で、約140億円の巨費を投じて、県立恐竜博物館を建設されました。
 一般的に博物館と言えば、教育委員会所管でありますが、現在の西川知事により、平成21年度に構造改革により観光営業部に移管し、営業力強化とブランド力向上など、また積極的にアメリカから「カマラサウルス」の購入など、福井県の新しいブランドとして事業展開され、オンリーワンとして支持をされ、年間約60万人以上のお客様が来られています。

  

 この博物館の相乗効果により、越前鉄道やコミニュティバス、地元の雇用、地元の食材、お土産など、経済効果が約30億円あるそうです。
 本来なら、琵琶湖博物館のように入場者が減少するのが普通でありますが、この博物館は近年急激に入館者が伸びております。まさに福井県の新しいブランドです。
 皆さん、是非一度は見に行かれてはどうですが。
 
      清水 てつじ

 

| 2014年01月31日 | 活動日記 |

対話の会 政策勉強会 「オランダから学ぶ滋賀の教育の未来」

 本日は、朝10時から2月議会に向けての会派会議がありました。
14時から会派と知事との懇談会があり、平成26年度予算について協議をさせていただきました。

 



 
 1630分からは福井高島市長と澤本副議長が来られ「朽木いきものふれあいの里」の件について、知事に要望させていただきました。
 
 1830分より、対話でつなごう滋賀の会の政策勉強会があり、ピアザ淡海で開催させていただきました。
 


 今日の勉強会は、講師としてリヒテルズ直子さんにお越しいただき、テーマとして「オランダから学ぶ滋賀の教育の未来」について講演をしていただきました。
 
 

 遠くは、千葉の柏市議会議員の山下様をはじめ大阪、三重など遠方からお越しいただき、会場はほぼ満員の状態で開催出来ました。
 オランダは60年代以後、原発開発をめぐる反原発運動の歴史があり、80年代に決着し、それにより34基の原発が、現在は1基しか稼働していない状況となり、そのような運動が子ども達の教育にも大きな影響を与えました。
 
 講演をお聞きし、現在の日本の競争社会や学歴社会とは違い、オランダ教育は教育に自由があり、多様性が一人ひとりの子供を育て、個性が活かされる教育がなされていると感じました。
 90歳の元教師の方が、思わず手を上げられ、昔のご自身の教師時代のことを思い出され、感激されておられました。また聞いておられた多くの方は、素晴らしい講演と言っておられました。
 
     清水 てつじ
 

| 2014年01月29日 | 活動日記 |

全国世論調査

 新聞報道の全国世論調査によると、景気回復実感がないが73%、と掲載されておりました。アベノミクスで、景気が良くなったと言われておりますが、アンケート調査を見ると、このような数字が出るのは意外でした。
 実際まわりを見てみると、12月で閉店のお店が数多くあり、この数字が物語っているのかも知れません。
 しかも4月から消費税率が8%に引き上げられます。「あなたは家計の支出を控えようと思っていますか」との問いに「控えようと思っている」と答えた人が約70%ありました。まさに4月から6月は消費が閑散とするのではないかと思います。
 地域の中小零細企業は、地域でのまちづくりの担い手であり、地域活動も盛んにしておられます。だからこそ、地域の中小零細企業が衰退することは、地域も衰退する可能性もあり、景気が良くなることは地方の隅々まで拡がることが必要です。
 そのためには地方も人口を増やさなければなりません。テレビで婚活番組がありますが、地方では結婚していない男性が多く、都会では結婚していない女性が多くいるのではないでしょうか。婚活事業は地方にとっては重要な施策ではないかと思います。
地方の首長さん、是非検討してください。
 
    清水 てつじ

 

| 2014年01月27日 | 活動日記 |

東京都知事選挙について

 123日告示された東京都知事選挙が、はじめての日曜日となりました。
 マスコミの情勢は舛添氏が有利と出ており、決まったような状況です。週刊誌に興味の引く記事が出ておりましたので、そのことについて紹介させていただきます。
 
 一つ目に、今回の選挙の一番の争点が「少子高齢と福祉」、二番目が「景気と雇用」、三番目が「原発・エネルギー問題」です。その原発政策が、メデイアによって考え方が違います。
 原発推進を社呈とする読売と産経、当然、それにより日本テレビやフジテレビでは原発を推進する候補者と反原発の候補者との報道の扱いが、朝日や毎日と違う可能性があります。国民の皆さんは、報道機関は中立である、ということを信じておられますが、このように週刊誌に掲載されていることが事実であるならば残念です。
 
 二つ目に、大石蔵助と西郷隆盛というたとえがありました。特に、細川氏は九州熊本出身の方で、「城山となるか」。
「城山」とは明治維新で大久保利通らの、政府と対立し西南戦争で戦い、「政府に尋問の筋これあり」と兵をあげた西郷隆盛のように、「大義(反原発)のために死ぬ覚悟はある」と細川氏は小泉氏に言われたそうです。
 
 たとえ選挙に敗北しても、結果によっては安倍総理に原発推進や原発の海外売り込みなどの政策を見直しをしてほしい、という想いが込められているのかも知れません。
 
      清水 てつじ
 

| 2014年01月26日 | 活動日記 |

全国学力テスト第1位 文教警察常任委員会 秋田県視察その2

 二日目は、秋田市立明徳小学校に学校訪問させていただきました。
 この明徳小学校は、文政4年設立で130年の歴史をもつ伝統校であります。隣には、久保田城があります。
 
     
 
 明徳小学校では、全国的から視察が多く、大変忙しい中を平日にも関わらず時間を空けていただきました。学校の大きさは、全校生徒で280名の小規模校で、今日は、21組、41組、51組の授業風景を見学させて頂きました。
 子ども達はのびのびと授業を積極的に参加され、ほとんどの子ども達が楽しんで参加しておられます。先生も子ども達に溶け込んで、楽しみながら授業をしておられます。
子ども達は常に、問いを発することが多く、先生にも積極的に手を上げて質問をされ、また椅子などの整理整頓を自然なかたちでされています。見学していても楽しく過ごさせていただきました。
 
        
 
 課題は、先生の高齢化が進み平均年齢は50.8歳です。人材教育に力を入れていかねばならないと言われておられました。
      
 
 
 空港のお土産では、B級グルメで全国1位になった「横手やきそば」が売れており、お土産に買って参りました。滋賀県は、B級グルメに出場者がありません。このB級グルメ全国1位の冠は、ブランド力アップと経済効果を生みます。全国B級グルメ大会にも滋賀県から参加しましょう。
 そして、偶然に秋田の観光振興のなまはげとミス秋田の方々とご一緒させていただき、そして、秋田は昔から秋田美人と言われております。滋賀県も滋賀県らしいキャッチコピーの新しいポスターを作成しましょう。
 滋賀県に比べ数度気温は低いですが、中身の濃い視察でした。
  
     
 

清水 てつじ



 

| 2014年01月23日 | 活動日記 |

全国学力テスト第1位 文教警察常任委員会 秋田県視察その1

 毎年行われる全国学力テストで、トップの成績をおさめておられる秋田県に雪の多い1月ですが、秋田県議会に視察に行きました。
 
     
 
 秋田県は、昭和39年度に行われた全国学力テストでは40位前後で、しかも中学3年生は、市街地はよく農村部は悪い地域間格差があったそうです。しかし近年は、小学校6年生と中学校3年生は全国トップの位置におられます。
 なぜトップの位置におられるのかと検証しますと、伝統的な秋田の家庭学習が定着しているのと、平成13年から少人数学級を推進されたからではないかと思います。
 現在は、小学校
1年から4年生まで、中学校12年生は30人学級です。県費も1年に4億円から多い年で13億円の予算規模を確保しておられます。
 他に学校教育に取り入れておられることは、
①朝読書(15分間)を設ける。小学校97.4%、中学校99.2
②学力向上支援Webサイトによる単元評価問題(115分)
③学習状況の調査の活用
④教育専門監による先生の人材教育 
学力テスト前に猛特訓してテストに望んだ状況ではなく、普段からの学習が自然なかたちでこのような結果を生んだと思います。
 
 昨年の9月に日本の建築家の安藤忠雄設計で、東北で始めて県立の美術館が建設され、しかも県民のことを考え、夜にも鑑賞でき、年中無休の美術館に視察に行きました。秋田県にゆかりのある藤田嗣治氏(1886~1968)の絵画の作品展が開催されておられました。


 
夜は、秋田名物「きりたんぽ」で夕食を頂きました。
 
 

清水 てつじ
| 2014年01月23日 | 活動日記 |

法人税10%下げを提言

 朝から、第3回滋賀県地域防災計画(原子力災害対策編)見直しの検討会議が開催され、傍聴に行ってまいりました。
 昼から、防災・エネルギー対策特別委員会が開催され、滋賀県地域防災計画(原子力災害対策編)について説明がありました。
 実際に原子力発電に事故が起こり、放射能汚染が高島市、長浜市に押し寄せ、計画通りに出来るかどうかは疑問に感じますが、一定の対策案は必要であります。
 2年間、検討会議を開いていただき、本年度末には素案が出来上がる予定です。
 
 新聞一面に、「法人税10%下げ」の提言を、現在開かれている経済財政諮問会議で、法人税の実効税率を現行の約35%程度から、中国や韓国と同水準の約25%程度へ、約10%引き下げるように提言されました。これにより、約5兆円の税収が減収になります。
 政府は、これにより日本への投資を促すことになると言われておりますが、これに恩恵を受けるのは一部の大手企業のみで、内部留保金も大きく膨らみます。しかし99%以上の中小零細企業は赤字の会社が多く、恩恵はあまりありません。
 今は消費増税前の駆け込み需要で、忙しいと言われており、一部仮需要も出ております。多くの企業は、消費増税前で在庫を増やしておられるのではないかと推察します。
 来年の4月から6月は、相当に需要が落ち込み、閑散になると言われております。それをどのように乗り越えて行くのか、中小零細企業にとっては大変だと思います。
 4月以降、一番厳しい影響を受けるのは、消費者であります。
 私は消費税3%の増税、約8兆円は、国債の償還と社会保障費に充当されるかと思っておりました。
 
 明日からは、秋田県へ学力向上に係る取り組みについて、調査に寄せていただきます。また報告させていただきます。
 
      清水 てつじ

 
 

| 2014年01月21日 | 活動日記 |

文教・警察常任委員会

 昼から文教・警察常任委員会が開催されました。そこで協議案件として、
一、 いじめ問題に関する滋賀県教育委員会の対応について
二、 滋賀県いじめ防止基本方針素案について
三、 第2回国体主会場選定専門委員会の審議結果について 
  以上、執行部と協議をさせていただきました。

 
平成23年に端を発した、いじめ問題について、全国的な大きな問題になりました。今でも子ども達の自殺は続いており、解決するのは大変難しい問題であります。
 そこで滋賀県として、「滋賀県いじめ防止基本方針(素案)」を策定中です。今まで小中学校のいじめ問題は地教委を中心に委ねておりましたが、これは県教委と地教委が協力して対応しなければならない問題です。
 大津市でいじめ問題が発覚する前に、高島市の中学校で3人の中学生が逮捕された事件がありました。その問題は地教委の判断に委ねた経緯があり、県教委はほとんど関わりませんでした。
私はそれはおかしいのではないかと思いました。失礼な言い方をすれば、県教委は他人事のように対応されていたような気がします。
 今後このようなことがないように、県教委と地教委が協力して解決に向けてあたるべきだと思います。具体的なことは本会議で質問したいと思います。
 
 夜には滋賀県扇子工業組合の新年会が開催され、出席してまいりました。高島の伝統の地場産業を、皆さんと協力して活性化していきたいと思います。
 
      清水 てつじ
 
 

| 2014年01月20日 | 活動日記 |