今日は、私が所属しております文教・警察常任委員会の県内行政調査で3カ所の視察に行きました。
初めに、月輪自治会館及びその周辺地域で、県民参画委員会をさせて頂きました。そこでは、地域における防犯活動として、子ども見守りカメラについてお話を伺いました。
この瀬田東地区におきましては、県内では、滋賀県警本部がモデルケースとして初めて防犯カメラを設置され、子ども見守りカメラを17カ所、25台を3年前に設置され、それにより25%の犯罪が削減されたそうです。
子ども安全リーダー連絡協議会のボランティアの皆様は、小学校6年生の方が最後に「ありがとう」という言葉を言われたとき、そして、子どもたちが成長しても、その時のことを覚えておられることに救われると言われておりました。
今後も滋賀県警はじめ諸団体と連携を取りながら、この素晴らしい取り組みに感謝を申し上げます。
次に、草津警察署に視察に行きました。草津警察署は、草津市・栗東市を管内に人口増加が著しく刑法犯罪の発生数も増加するなど、認知件数は、平成23年・平成24年と県下第一位で、若者の自転車盗、万引きなどが多く発生しています。
しかし、草津署は昭和44年に建築され、平成3年に増築されましたが、耐震構造になっておらず、導線も悪く、職員の数も平成3年に比べ、2倍近くになっており、手狭な状況です。
今後もこの管内は、人口増加が進む予定で、新築の要望があります。県としては、近江八幡署、甲賀署は、建て替えが決まっておりますが、高島署も古く、その次ではないかと思いますが、早急に検討しなければならないと考えます。
最後に打出中学校の視察に行きました。大津市のいじめ問題を受け、打出中学校においても素晴らしい取り組みをしておられます。
打出中学校は、マンモス校で生徒数約800人、スポーツや文化にも多くの実績を残され、学校側としてはいろんな取り組みをしておられます。子どもたちに靴をきちっと揃える「脚下照顧」をはじめ、5S「整理・整頓・清掃・清潔・躾」、そして、「好きな本を毎日読む」、そして、6つの約束など、いじめ防止に全力を尽くしておられます。先生方のご労苦は大変だと思いますが、子どもたちのためにこれからもご尽力をお願いします。
清水 てつじ