清水てつじ事務所
高島市勝野129-3 
TEL:0740-36-2077
FAX:0740-20-5531
地図はこちら

台風18号被害状況 その7

 

 台風18号の被害状況をブログでアップしておりますと、アクセス数が普段の3倍ぐらいになっております。その情報をもとに、ボランテイアに行こうかと思っておられる方もおられるような気がします。9月定例議会のため、私自身も一日中被害現場を回れるのも、23日までですので、出来るだけ高島市内中の被害調査し、皆様にご報告をしなければならないと考えており、本日の「その7」を報告させていただきます。


 


連休も2日目となり、昨日よりも多い約600名のボランテイアの方々がお越しいただき、復旧活動にご協力をいただきました。心から皆様にお礼を申し上げます。遠方から多くの友人もお越しいただいており、励ましの言葉をいただき、大変心強く感じております。あらためて皆様に感謝を申し上げ、頑張らなあかんなと思っております。


 





ボランテイアセンターには、責任者役割分担表を張っておられ、これも今まで阪神淡路大震災をはじめ、新潟県の中越地震、中越沖地震そして東北大震災など、多くの経験が社会福祉協議会中心にスムーズな運営をしておられます。


 




 


 昨夜、市民の方から連絡いただき、気になっていた冨坂地区の道路の状況を見てまいりました。今でも、道に砂が溜まっており、水も流れている状況でしたが、明日には道路の砂などを撤去いただける見込みとなっております。


 



 


 また、鴨川の武曽地区では、右岸に石や土砂が溜まり竹藪も生茂り、川幅も狭くなっております。これも浚渫し川幅も広くしなければなりません。


 



 


 安曇川町川島地区の安曇川では、堤防の外側の道の一部が崩壊しており、右岸のブロックが崩れている部分もありました。


 





 多くのボランティアの方々のお蔭で、南鴨地区の道の土砂やゴミの回収、水路の泥なども、かなり撤去いただきました。地元の方も見通しが見えて笑顔が少し出始めました。ボランテイアの方が来られたことによって作業も進みましたし、元気ももらえたのではないかと思います。まだまだ作業がありますので、これからもボランティアの皆様、何卒ご支援の程よろしくお願いします。

   


  

     清水 てつじ


| 2013年09月22日 | 活動日記 |

台風18号被害状況 その6

 

 今日から連休に入り、約400名もの多くのボランティアの皆様がお越しくださいました。大変有難く力強く思います。皆様のご協力に大変感謝を申し上げます。


 



 


 鯰川地区や鴨地区においては、決壊した鴨川の本流の通り道になり、ここにも多くの土砂が床下に堆積し、ボランティアの方に撤去していただいたり、市の方から消毒していただいております。






 これは廃棄物の集積場です。ここは横山グランドでありましたが、一時的に廃棄物を集め、そこに市の職員さんが仕分けをしています。東北大震災に視察の小型版に見えました。


 





 朽木上荒川地区は、約150メートル離れた安曇川から水が押し寄せ、もう5センチ水位が上がると畳まで水没するところでしたがぎりぎり助かったようです。その時は神様に祈ったそうです。


 





 朽木古川地区は、山林から土砂災害が起こり、家の間際まで土砂が襲寄せぎりぎりの状況です。次に雨が来たら大変厳しい状況になります。現在、森林政策が復旧に向けて山頂に上がっておられます。


 





 



 朽木村井地区は、裏山が崩れ、100トン級の岩が今にも崩れ落ちそうな状況です。また、国道367号線が陥没しましたが、大変早く復旧していただいて感謝申し上げます。


 






 朽木栃生地区は、国道367号線が陥没しており、通行止めとなりましたが、現在復旧に向けて工事が進んでおります。




          清水 てつじ


| 2013年09月21日 | 活動日記 |

台風18号被害状況 南鴨地区


 台風18号により、鴨川河川宮野地先が16日午前4時~5時頃に決壊してから、5日目を迎えました。下の写真が今の状況です。


 





 多くのゴミや泥の山積みです。ボランティアの皆様もご協力いただいておりますが、まだ人出が足らない状況です。今日も日中は30度を超え、お手伝いに来て頂いている方の疲労もあるかと思います。




 高島市職員や社会福祉協議会の皆さんも精一杯頑張っていただいておりますが、被災者に情報が行き届かなかったり、一部混乱も起こっております。特に床下には多くの泥が堆積しており、それを撤去することが大変な労力になっております。


 





下の写真は基礎ごと流された状態の家です。この家はまだ新しいですが、保険も全く使えない状況で、途方に暮れておられます。


 


 



 水路にまだ多くの泥が堆積しており、次に雨が降ると水路の水位が上昇し、また同じ状況になります。雨が降らないうちに泥上げをしなくてはなりません。






 明日から連休に入り、多くのボランティアの皆さんが来ていただけるとのことです。ボランティアの皆さんは、飲み物やお弁当を持参され、機敏な動きをしていただき大変助かっております。どうか雨が降らないことを願っております。


    


        清水 てつじ


 

| 2013年09月20日 | 活動日記 |

台風18号被害調査について

 

 今日は代表質問の準備をしなければなりませんが、やはり高島市の水害被害のことが気になり、朝から調査に巡回しました。一部写真がありませんが、報告させていただきます。


 旧の高島町中溝地区では、土砂崩れが広範囲で起こり、建物や田んぼが土砂で埋まっています。


 

 旧高島町畑地区では簡易上水道が3日間復旧せず、生活に支障がきたしております。今、全力で建設業が復旧に向けて工事をしておられますが、回復日が決定しておりません。その間、市から給水車で水を補給しております。一刻も早い回復を願っております。


 


 冨坂地区では砂防河川が一昨日の夜間から急激に泥水が増水し、その日は避難されましたが、本日は河床が浸食され、床下浸水の可能性はなくなりました。しかし砂防ダムの調査を早急にしなければなりません。


 


 


 武曽地区は、鴨川の一部が決壊し、4件ほどが床上、床下浸水が起こり、ゴミの撤去など多くの災害ボランティアの方が来ておられました。ある1件の家は災害ボランティアのことをご存じでなく、その場で災害ボランティアの要請をいたしました。


 


 旧の安曇川町三田地区は砂防河川の土砂崩れが起こり、数件の家に土砂が流入しました。昨日、市の決断で復旧に向けて改修を急いでおられます。






 昨日報告しました大量のゴミ処理ですが、本日昼から高島市の決断により廃棄物を建設業の協力を得て、一斉に回収を始められました。明日も回収される予定をしており、夕方には撤去されると期待をしております。その件も明日また報告させていただきます。


 


今回被害に遭われた多くの人の声をお聞きして、その場で高島市や高島土木に連絡をして、スムーズな対応が出来ればと思っております。


 行政の方も、精一杯頑張っておられることに感謝を申し上げます。住民の皆さんのことを第一に考えていただいて、この難局をみんなで乗り越えたいと思います。


 いつまでかかるか分かりませんが、ご協力の程宜しくお願いします。


 


      清水 てつじ



| 2013年09月19日 | 活動日記 |

災害の被害状況について

 

 本日から1011日まで、24日間に亘り9月定例議会が開会いたしました。今議会の大きな争点は「滋賀県流域治水に関する条例」の議案です。


 このたびの台風18号により、滋賀県にも約60年振りの大きな被害が出ました。それにより、今回の条例を各会派はどのように捉えられるか注目されておりますが、わが会派としては、もちろん川の中の整備をすることは必要ですが、条例を制定することによって、まずは住民として何をするのか(自助)、地域として何をするのか(共助)、行政として何をするのか(公助)を、あらためてしっかりと進め、ハード面とソフト面が一体となって減災対策をしなければ、災害を防ぐことは出来ません。


 


 この条例は賛成すべきと考えております。本日の議会が終わり、今回の台風18号の災害に対して、滋賀県は、国に対して4つ緊急要望を出しました。
 その内容は


1.   
被災者生活再建支援制度の見直しについて


2.   
激甚災害の早期指定


3.   
災害復旧事業の早期着手に向けた支援


4.   
信楽高原鉄道の早期復旧に向けた支援


そして大型補正予算を、早期に提案をしていただきたいと考えております。


 




 本日も何か所か災害現場を調査してまいりました。まずはゴミ処理対応を早急にしていただきたい、そして常に住民の皆さんに情報を提供し、ニーズも変化してまいりますので、コミュニケーションをしっかりととってください。

 


 事業所も数億円規模の被害が出ております。今後、しっかりとした支援をすべきであると考えます。

   
       清水 てつじ


| 2013年09月18日 | 活動日記 |

災害から一夜明けて

 

新聞報道では京都市の桂川の氾濫や福知山市の由良川の被害の情報が多く流れておりますが、私の地元の高島市の鴨川も一夜明け多くの被害が出ております、


 鴨川の決壊により鴨川の本流の流れが変わったと申し上げましたが、本日の昼ごろに土木事業所のお世話になり、仮堤防により元の鴨川本流の流れに戻りました。






 それにより、水の流れは止まりましたが、多くの被害が出ており、朝から総出で地域の皆さんや知り合いの方や市の職員などがボランテイアで、泥かきに出動していただきました。




 実は私自身も被害を受けたひとりであります。公職と私事で泥かきをしたり、皆様を訪問して励ましたりしました。また鴨にある何社かの工業団地は多くの被害が出ており、社員総出で復旧に向けて活動しておられました。


 


 被害状況は今晩も見にきてほしいという依頼があり、当分の間復旧に全力を尽くしたいと思います。



 今日は嘉田知事はじめ美濃部土木部長や土木部の皆さんに視察にお越しいただいてありがとうございます。何卒ご支援の程よろしくお願いします。
 明日から9月議会が始まります。会派や議会の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、ご理解の程宜しくお願いします。


 


      清水 てつじ



| 2013年09月17日 | 活動日記 |

台風18号で高島市 鴨川決壊

 

 生まれて初めてこのような大洪水を目の前で経験をしました。多くの方々が、今までこのような大水を経験をしたことがないと言われており、私自身も河川の増水の恐怖を感じました。


 AM5時過ぎに、気象庁から60年に一回の雨量による特別警報が発令され、「ただちに命を守る行動をとってください」そして542分に、鴨川の上流 宮野地先の右岸が決壊し、見る見るうちに下流にある南鴨、出鴨、永田、浜に大水が押し寄せ、ただちに危険な状態になり、通行止めになりました。




 鴨川は決壊したために水が本流に流れず、田畑、民家や道路を通じて下流のびわ湖に流れるかたちになり、多くの方々が避難をされ、現在もその状況は変わっておりません。


 一刻も早く鴨川本流に水を流さなければなりません。なんとか明日には工事が完了することを心から願っております。


 関係各位のご支援の程宜しくお願いします。




 

 それ以外でも、土砂災害など、24時間体制で通行止めが解除出来る様に土木の方にもお願いを申し上げます。


 またあらためて被害状況などを報告いたしますが、今のところ死者、ケガ人がお一人もなかったことが幸いです。


 家や工場など被害に遭われました方、心からお見舞いを申し上げます。


 


        清水 てつじ


 


| 2013年09月16日 | 活動日記 |

獣害対策について

 

 今日行われる行事が台風の関係で中止になったので、親戚の法事に出席をしてまいります。18日(水)から9月議会が開会されます。


 代表質問の担当分を書いておりますが、一般質問も準備をしなければなりません。


毎年9月議会は、平成20年から5年連続、獣害対策の質問をさせていただき、特にニホンジカを中心に質問をしてまいりました。それにより県の施策も前に進まれ、予算規模も増額してまいりました。


 


第二次ニホンジガの保護管理計画では、滋賀県内の総数が紆余曲折があり、平成22年度の推定頭数は、約47000頭から約67000頭というデータを出してこられ、これまでの推定頭数とあまりにも違いがあり、捕獲目標頭数を年間8500頭を16000頭に変更しなければ、ニホンジカの個体数が減少出来ない結果が出されました。


 


そこで平成24年度はニホンジカの捕獲は、年間13000頭、本年度は14000頭と言われており、平成24年度はどのような結果になったのか後日報告があると思います。


獣害被害は全国的にも増加しており、大きな問題になりつつあります。その点、滋賀県は取り組みが早かったのではないかと評価をしております。


 


 昨日は、環境省主催の「狩猟の魅力、まるわかりフォーラム」がピアザ淡海で開催され、獣害対策にとって重要な人材育成の事業を展開されました。私は日野町のココ壱番カレーとの連携も進んでいるような、ニホンジカのシカ肉を食する仕組みがうまく行かないかと、思っております。


 


 獣害は当然ニホンジカだけでなく、ニホンザル、イノシシ、カワウ、アライグマやハクビシンの外来獣など、あらたな獣害も増加しております。これらは、まさに人間の都合によりこの問題は発生しており、これを改善するのも私達がしなければなりません。


 


 私が常々思っていることは、滋賀県はこの施策に対して知事をはじめ積極的に行なっておられることは評価しておりますが、改善されたとはいえまだまだ縦割りの部分が残っております。そこを改善しなければなりません。


 


 最後に、9月議会は獣害対策を質問するかどうか思案中です。


 


         清水 てつじ


| 2013年09月15日 | 活動日記 |

運動会日和

 

 今日は晴天に恵まれ、まさに運動会日和となり、高島市内ではほとんどの小学校で運動会が開催され、出来るだけ多くの小学校に寄せていただきました。







 各小学校ともそれぞれ学校の特色を出した運動会をされておられ、相当な練習を積み重ねられて、素晴らしい競技や演技を見せていただきました。


 




 また家族全員で子供さんの応援に来ておられ、子供さんのたくましく成長された姿を見られたことと思います。


 




 家に帰られたら、今夜は今日の運動会の話題で尽きないのでは、また6年生の子供さんにとりましては最後の運動会で、良い思い出に残る1日になったことと思います。


 




 先生方はじめ役員の皆さん、そして生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。


 




        清水 てつじ



| 2013年09月14日 | 活動日記 |

温暖化・エネルギー対策特別委員会 県外視察

 朝から代表者会議があり出席しました。

 


昼からは、京都市の「京都リサーチパーク」にあります大阪ガス、天然ガスコージェネレーション及び燃料電池、そしてガスの防災対策について調査に行きました。


   
 滋賀県は昨年、再生可能エネルギー振興戦略プランを策定し、天然ガスコージェネレーションプラス燃料電池の電力供給量の割合を
20106.3%から、2030年には15%の目標を設定し、設備導入の取り組みに対して支援を行うことになっており、大阪ガスと連携することは重要であります。
 県内の大阪ガスの消費者は
7万戸で、大津市は大阪ガスから供給を受け大津市ガスで運営をされております。大阪ガスの配管が長浜市まで延長しており、また、三重県四日市市の中部電力から甲賀市を経由して彦根市までパイプラインが2014年に三重-滋賀ラインの天然ガス供給が確立する予定です。



 また、現在
7カ国から、マイナス162度まで冷却し、1/600に液化してタンカーで輸入しておられます。天然ガスから2017年にはアメリカからシェールガスの輸入計画が進んでいるそうです。ガス空調で、電気の発電量に換算すると412万キロで原発4基分に相当し、電力のピークカットにも節電に貢献しておられます。


 京都市内の真ん中に大阪ガスの大きなガスタンクがあり、また、防災体制も京都・滋賀の供給地に対して、パネルを通じて情報を共有し、24時間体制で万全にしておられます。


  
 防災の復旧には、プロパンガスの方が早く復旧が出来ます。


 


清水 てつじ

| 2013年09月13日 | 活動日記 |