福井地裁大飯原発再稼働認めず
関西電力大飯電力3・4号機の再稼働が危険だとして、福井県の住民らが関西電力を相手取って運転差し止めを求めた訴訟の判決が昨日福井地裁でありました。
判決結果は、住民の主張を認め、大飯原発の安全基準と設備は脆弱なものと認めざるを得ない。として、運転差し止めを命じられました。
過去に原発運転差し止め訴訟で、裁判所がここまで原発の危険性の有無に踏み込まれた事は、画期的な判決です。国のエネルギー基本計画にある原発は重要なベースロード電源に位置づけ、原発再稼働を進めようとされてきましたが、この判決結果で考えなおして頂きたいと願っております。
東京電力福島第一原発事故の放射能汚染で避難されている人が、未だに約14万人おられます。先日も福島の子供たちの甲状腺の悪化が増加したという報道もありました。
特に大飯原発は、高島市はUPZの範囲に含まれており大変気になるところであります。
もちろん今回の夏の電力事情も気になりますが、私たちは電気を節約するために、省エネ器具に替えたり、またクールビズやいろんな事で節電に協力をしたいと考えます。
関西電力さんは控訴されるそうですが、このような住民の声も尊重していただければと思います。
清水 てつじ
| 2014年05月22日 | 未分類 |