関西広域連合 今夏節電9%決定
兵庫県尼崎市で2005年4月、乗客106人と運転手が死亡、562人が負傷したJR福知山線脱線事故から25日で8年となりました。JR西日本の歴代の社長の刑事責任も確定せず、誰も責任が問われず、現在に至っております。
一方、滋賀県では1991年5月14日に起こった信楽高原鉄道とJR西日本の列車同士が衝突し、42人の方がお亡くなりになられ、約600人以上の方が重軽傷を負われた信楽高原鉄道列車事故は、発生してから20年経過してようやく裁判が決着しました。
今回の件もJR西日本の歴代社長は、責任をなかなか認めようとしません。同じように決着が長引く可能性があります。
さて、昨日関西広域連合で、今夏の節電の目安を、2010年夏比で9%削減するという方針を正式に決定されました。節電については、対象期間を7月1日から9月30日の平日で、午前9時から午後8時とされます。これは、関西電力大飯原発3、4号機は稼動中が節電の前提であります。また原子力規制委員会が新規制基準を7月に施行予定で、規制委員会が適合と判断すれば、大飯原発3,4号機は7月以降も稼動する予定です。
高浜原発再稼働の話もあり、関西電力は原発を再稼働し続けなければ、電気料金が上がると脅しのように言われるのは、消費者にとっては不安と不満でいっぱいです。
今、私達が出来ることは、節電と再生可能エネルギーを推進することです。皆さん、一緒に頑張りましょう。
清水てつじ
| 2013年04月26日 | 活動日記 |