対話の会会派政務調査
今日は天候に恵まれ、会派の政務調査に、最初に愛荘町にあるブラジルの子ども達が通学するサンタナ学園(認定はさせておりませんが)外国人施設に視察に行きました。
滋賀県は、バブルの景気の良い時に多くの南米の方が働きに来られました。ところが、リーマン・ショックで働く場所がなくなり、約10万人のブラジル人の方が帰国をされましたが、まだ滋賀県に残っておられる子ども達に勉強を教えるために、この施設が活用されております。
ブラジルの子ども達は、日本語を学んでおられますが、まだまだ話せる状態ではありませんので、日本の学校に入学することがなかなか出来にくいそうです。
運営面も大変厳しく、ここにいる子ども達の将来が、夢が持てる人生がおくれるようにと、多文化共生センターの方も一生懸命世話をされておられます。県として、どれだけ支援出来るか研究したいと思います。
次に、ホンモロコを養殖されている東近江市のホンモロコ養殖工房に視察に行きました。ちょうどこれからがホンモロコの産卵期で、水面では押し合いしながら、たくましく産卵しております。
ここの山本哲夫社長は、建築業をしておられ、びわ湖のホンモロコが激減したということで、平成19年からご自身の田んぼや近くの方の田んぼを借りられ、水を張られ、ホンモロコの養殖を始められました。山本社長と研修に来ている小林君から、ホンモロコの養殖について詳しく教えていただきました。また、ホンモロコのあめ炊きを試食させていただきました。大変柔らかくて美味しいものでありました。
滋賀県として“おいしが うれしが” キャンペーンのひとつのメニューとして、今後滋賀県の特産品として拡げてほしいと思います。
山本哲夫社長、小林君、いろいろと教えをいただきありがとうございました。
清水てつじ