朝から国際バカロレア(IB)の代表イアン・チャンバース氏と、文部科学省から国際協力企画室長 永井氏をお迎えし、県の教育委員会と県議会議員に対して、国際バカロレア(IB)の教育についての懇談会が行われ、参加して参りました。
滋賀県も26年度以後に向けて、IB教育の取り入れを目指しておられ、認定できるように取り組みの調査を始められました。文科省は、全国で200の高校に設置したいという計画があり、滋賀県では、2校から3校の予定で計画をされているようです。
そのためにも、関連して先生方の英語教育のスキルアップやグローバル化に対応できる教員の育成などを予算計上されておられます。
IBとは、1968年ユネスコのもとで創立され、世界共通の成績証明書など、世界基準での教育を進めておられます。子ども達に対しては、10のスキルを持って自らが探求することを指導され、教師はサポートしていくという考えです。日本の教育は、どちらかといえば与えられたプログラムに対して子ども達は、それに沿って教育を受けておられますが、それを学校や教師が変えられるかが課題です。
イアン・チャンバース アジア太平洋地域代表は、これから北海道に行かれるそうで全国を訪問される予定です。日本の教育にIBのような高度な国際協力プログラムがどのように広かるか注目したいと思います。
清水 てつじ