国の重要文化的景観「大溝の水辺景観 」 大溝城遺跡の石垣 400年鮒寿し総本家喜多品さん再オープン
昨年11月に、内湖の乙女ヶ池を取り込んだ大溝城の遺跡や、城下町の風情を残す高島市勝野の一帯が、「大溝の水辺景観」として国の重要文化的景観に選定されました。
高島市には、今までに「海津・西浜・知内の水辺景観」そして「針江・霜降の水辺景観」の2件が国の重要文化的景観に選定されており、ひとつの市で3件の国の重要文化的景観があるのは、全国で高島市だけとなっております。
また先般、その大溝城遺跡で、本丸築城時の北と西の石垣が見つかり、11月下旬から発掘調査が行われております。天守台跡西側の田んぼの一部を掘り起し、本丸の外周の石垣とお堀の位置を確認して、本丸全体の大きさを割り出していく計画だそうです。
そして石垣には階段状の施設が付随し、琵琶湖内湖から直接本丸で上がれる船着き場の可能性があるとのことで、益々ロマンが広がる想いです。
高島市には素晴らしい景観や歴史的財産が多く、あらためて高島市民が一緒になって、保全に取り組まなければならないと思います。
追伸
皆さんご存知だと思いますが、11月27日(イイフナのひ)に、「400年鮒寿し総本家喜多品」さんが、再オープンされました。大溝が誇る食文化のひとつ、きたしなさんの鮒寿し、地元の方からも大変愛されており、再オープンの日は遠方からもきたしなさんのファンが大勢来られて、再開をよろこばれていました。
営業時間は、10時~17時、木曜日定休日、臨時休業もあります。是非、皆さんお越しください。また報告します。
清水 てつじ。