清水てつじ事務所
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中小零細企業のシンボル「下町ロケット」最終回

 大変視聴率の高い「下町ロケット」のテレビ放映が、本日最終回が放送されます。

 今回の主役の佃製作所は、中小零細企業のシンボル的な会社経営をされているような気がします。

 中小零細企業は大企業と違い、社長の器と決断によって会社経営が左右されます。この佃製作所は社員のモチベーションが高く、会社に強い愛着を持っておられ、会社も大変明るい雰囲気です。これが中小零細企業の強みであります。

 大企業や金融関係も中小零細企業を信用度において軽視するのではなく、これまでの日本の産業と技術、地域を支えてきたのは、まさに中小零細企業であると断言します。

 一般的に大企業の社員の多くは、60歳を起点に定年退職や再就職を勧められますが、中小零細企業は本人の意志と会社のその人に対する評価によっては、定年退職は60歳でないところが多くあると思います。

 また大企業は不祥事や会社に大きな損害があった場合は、社長や役員は辞任することによって責任を取りますが、中小零細企業の社長は辞任することが出来ず、損害を弁済しなければなりません。場合によっては、自宅も財産も全て手放さなければなりません。

 私自身も小さい会社を経営しておりますが、この佃製作所の社長や社員さんの皆さんの姿を拝見しておりますと、まず社長が一番苦労することによって、その姿を見ている社員の皆さんは、愛社精神が強く芽生えるのではないかと思います。この番組で私自身多くのことを学んでおります。

 人は年齢に関係なく「学んで考えることが、生きる力になる。」と思います。

 

    清水 てつじ

 

| 2015年12月20日 | 活動日記 |