清水てつじ事務所
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9月19日地元住民とアーク・エンジェルズとの話し合い              全く納得がいかない


疥癬に感染した犬の飼育が計画されている収容施設
9月19日夜8時から11時頃まで地元住民の方と、アーク・エンジェルズとの話し合いが行われ,私自身も参加しました。
朝日放送のムーブをはじめ、多くのマスコミの人も来られ、約200名以上の人が集まり、緊迫した雰囲気の中で始まりました。
朝日放送のムーブ(21日と24日に放映)を見られた方は、今までのいきさつとか、今回のアークエンジェルズの常識では考えられない行動を知って頂いたかと思います。
たとえば、草を刈って大事な水路に処分したとか、消毒剤や数十頭の犬の尿を地下浸透など、全く理解でいきない話であります。
法律や条例では来ることに対して阻止は出来ませんが、法律や条例にない最低限のモラルを遵守してもらえそうにありません。
これからも、地元の皆様と一緒に行動していきたいと考えております。
                  清水 てつじ

| 2007年09月25日 | 活動日記 |

全国内水面漁業振興大会に参加して

9月20日、河川や湖の漁業関係者が集う、全国内水面漁業振興大会がびわ湖ホールで開催され、約800人の参加があり、私も出席しました。


いま、外来魚や、カワウ等による食害などで、びわ湖のふなや、ほんもろこの漁獲量が激減しています。
昭和55年(オオクチバスがびわ湖全域に拡大)のふなの漁獲量は、791トンから、平成17年の115トンにまで減少。

同様に、ほんもろこにおいても、平成2年(ブルーギルが急増)の226トンから、平成17年には、7トンにまで大きく激減しています。
わたくしたちの母なる琵琶湖の生態系の再生と、資源管理による、内水面漁業の再生を目指していきたいと思っています。

| 2007年09月21日 | 活動日記 |

国道367号朽木村井の地滑り箇所の現状

 昨年3月8日に、朽木村井地先で発生した地滑り箇所の今の様子です。

 

      今月の9月15日に撮影
 今年の5月から、滋賀県が事業主体となって復旧工事が進められ、現在は上部、のり面補強工事が行われている最中です。 
約2年を要する大掛りな工事で、完成するのは、平成21年の3月の予定となっています。
 国道367号線は、安曇川に沿って、とても景観の素晴らしい道路で、福井から京都に通じる鯖街道として歴史ある道です。
一日も早く、また、にぎやかな活気ある道にもどってほしいものです。

| 2007年09月19日 | 活動日記 |

過疎地域の現状

 9月15日に、高島市朽木針畑地区と今津の過疎地域に行ってきました。


 
私と澤本市議会議員といっしょに集落の状況について調査
現在、過疎地域の中でも、特に65歳以上の方が、人口の50%以上占めている地域があります。これを限界集落といわれています。高島市内には13集落あります。10年後には、38集落に増加すると予想されます。だから今から、将来に備え、この地域を維持していくための施策が必要です。
でもその地域ほど、自然も豊かで歴史文化もあり、昔ながらの人情、暖かい人柄に触れることも出来、是非未来の世代にも、その地域をを引き継いでほしいと思います。
市内どこに住んでいても、幸せに、住み良い故郷と思える対策を、みんなで考え、そして守っていきたいですね
 限界集落とは
65歳以上の高齢者が住民の50%を超えた集落のこと。大野晃・長野大学教授(高知大学名誉教授)が提唱した概念です。自治会活動や例祭の維持など、共同体としての機能が急激に衰え、やがて消滅に向かうとされています。
 過疎・高齢化の進展に伴い、中山間地や離島を中心に全国で急増しており、住民の半数以上が高齢者の「限界自治体」も生まれています。06年に国土交通省が行った調査によると、こうした集落は全国に7873ヶ所あり、2641集落は今後、消滅の可能性があるとされています。

| 2007年09月18日 | 活動日記 |

新潟県中越沖地震の現地調査

毎日暑い日が続いております。
本日より、ブログを通じて皆様に活動報告をさせて頂きます。
今年の3月に能登半島沖地震、7月には新潟県中越沖地震と、大規模地震が発生しました。9月議会も18日から始まりますが、今回、対話の会・びわこねっとの代表質問のひとつに、防災対策についての質問をします。
そこで、その現地調査ということで、9月3日、4日に被災地の新潟県柏崎市へ行ってきました。
 
 まずは現地の写真から

クリーンセンターへ通じる道路。
大きく道路が陥没しており、クリーンセンターの煙突が衝撃で亀裂が入って傾いていました。
 そのため当施設が利用出来ないため、市が小学校建設用に買収していた空き地を、ごみの集積場にして対応されていました。
ブロック塀の被害状況調査
あるお寺のブロック塀。
大きく崩れており、墓石もたくさん倒れていました。市内の至るところで、お寺の建物が、被害を受けた様子でした。


全壊した民家。
今回の地震で、お亡くなりになられた方は11名。ここで、お一人の女性が建物の下敷きになり、お亡くなりなられたとのことでした。本当にお気の毒です。

仮設住宅の状況。
そこに仮住まいされているお年寄りの女性に、お話を聞きました。大変な目に合われ、ショックを受けておられましたが、当時の迅速な対応や、全国からのボランティアの方々に感謝しておられました。 しかし「これから先が不安で・・・」との深刻な生の声。仮設住宅も期限が2年間、倒壊した建物への支援金の額など、今後様々な課題が残されています。

市役所の担当者から、当時の状況や対応をお聞きしました。
2004年に発生した新潟中越地震に加えて今回の地震と、二度の被害を受けられた地域もあるとのこと。でも今回その教訓が生かされ、早い対応が出来、被害を最小限にとどめることが出来たのではないかと感じました。実際、住民からもそのような同じ声をよくお聞きしました。

 しかし大切なのは、これからの一日も早い復興と対策です。

柏崎刈羽原発の様子。
今回の新潟県中越沖地震は、世界最大級の原子力発電所の近くでの大規模地震。高島市も、福井県の原子力発電所が近くにあるよく似た環境です。
 今回の現地調査で、感じましたことは
(1)地震発生において、前回の地震の教訓もあり、初期の段階での対応が迅速に出来た。
(2)仮設住宅など期限が2年間など、支援金も含めて、支援のハードルがまだまだ高いこと。
(3)原子力発電所を近くに位置する地域での、大規模地震に備えた対策。
以上、この3点でした。
被災地の状況は、予想以上に厳しいものでした。
滋賀県は他府県に比べ、自然災害の発生件数が少なく、その意味で、われわれの防災への意識も温度差があるように思います。
 今後、琵琶湖西岸断層帯を震源とする大規模地震も危惧されています。いざという時に備えて、早急な対策や心構えの大切さを、正に実感した現地視察でした。

| 2007年09月17日 | 活動日記 |
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