野田内閣今日改造
野田内閣が本日、内閣改造をされます。消費税率の引き上げと社会保障・税の一体改革を推進するためが狙いだと言われています。
今は、衆参議員でねじれ現象がおこり法案がなかなか通らない状況で、東日本の震災対応が遅れたのも、ここに原因があったのかもしれません。
本来ならこのような状況ですので、参院で問責決議が可決されたときに、内閣改造をすべきだったのではないか。
消費税率引き上げは、ますます消費を落ち込ませ更にデフレが進み、中小零細と大企業をはじめ、格差が広がるのではないか。
さて、海外に目を向けるとアメリカの要請により、イランの核開発に対して制裁を加えるために、原油の輸入を止める話が出ております。アメリカは自国で石油の生産ができますが、日本はイラン原油が10%あり、それが止まることは、産業や国民生活に響くのではないか。なにもかもアメリカのYESマンでは、結局その煽りを受けるのは国民です。
アメリカは常に力でねじ伏せる政策をとっておりますが、今の世界や日本社会で、力でねじ伏せることは通用しません。逆に反発を招き、より強固に敵対をするのではないかと考えます。
世界の政争が、私たち国民生活にも響いてきます。石油を外国に頼り、金融や食糧もグローバルです。ますますそれが進みます。
私たちも世界の情勢を、常に考えて行動しましょう。
清水てつじ