知事再議提案 議会3分の2賛成ならず
本日、臨時議会が開催され、2月県議会定例会で議決された「会第4号 滋賀県職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例案」ならびに「会第5号 滋賀県公立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案」について、知事は再度議会で審議してほしいということで再議を出されました。我が会派は大きく3つの観点から、反対討論を行いました。
一、行財政改革への人件費削減と、職員の努力を評価することについて。
一、先に議決された会議案は、従来の人事委員会制度を軽視したものである。
一、人材確保に影響を及ぼすと懸念される。
この件に関しては何回かブログに書いております。
今回、最も危惧されることは、議員提案による条例で給与決定が行なわれ、これが続いていくことになれば、雇用者である知事が被雇用者の給与を決められなくなり、上げるにしても下げるにしても、雇用関係の当事者でない第三者が決めることになることです。
知事は県民のことを思いながら、熟慮に熟慮を重ね、決断をされたものと思います。我われも重く受け止め、これから県民の皆様にしっかりと説明をしていきたいと考えています。
清水てつじ
| 2012年03月29日 | 活動日記 |