清水てつじ事務所
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「脱原発」社会を

  8月9日長崎市の平和公園で原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開催され、田上富久市町が平和宣言で「原子力に変わる再生可能エネルギーの開発を進めることが必要」と述べ、将来的に原発のない社会を目指すことを呼びかけられました。
 被爆地の市長が、このような踏み込んだ発言をされたことは、今後の原発を巡る議論に大きな影響があります。また、この一年間で新たに死亡が確認された被爆者は、3288人で原爆死没者名簿に15万5546人になったそうです。戦後66年経っても原爆の影響がまだ終わらない状況です。
 福島原発の放射能汚染は、これから始ります。10年、30年経ってもこの問題は解決しないでしょう。今後このような状況をどのようにして受け止め、どのように行動するのかが大事であります。
 今日の京都新聞の一面に、京都・滋賀の首長アンケートが出ておりました。「原発いずれ廃止」が6割を超えました。いちばん近い、長浜市も「将来的に廃止」と答えられ、地元の高島市は、判断できず「その他」と出ておりました。どのような考えなのでしょうか。
また、停止中の原発については、安全なら再稼働が過半数でしたが、電力を原発に頼っている状況なので、そう答えたのであれば非常に残念であります。
 私は、将来に向けては原発に頼らない社会を目指すべきだと思います。
                清水てつじ
 

| 2011年08月10日 | 活動日記 |