清水てつじ事務所
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今年1年お世話になりました。良いお年をお迎えください

国の原発防災強化を 高浜再稼働、担当相に滋賀知事

 再稼働手続きが進む関西電力高浜原発(福井県高浜町)の防災対策について、丸川珠代原子力防災担当相と三日月大造滋賀県知事が28日、大津市のびわ湖ホールで意見交換した。三日月知事は再稼働を容認できないとの考えを伝えた上で、防災面でも法制化などで国の関与を強めるようあらためて要請した。丸川担当相は広域の避難訓練などで連携する考えを示すにとどまり、立場の違いが鮮明になった。

 会談後、取材に対して丸川担当相は、県が事業者と結ぶ原子力安全協定を法制化するよう求めていることについて、「事業者と自治体の協定は民間の話なので、私が口を挟む問題ではない。当事者が納得して何を盛り込むかはそれぞれ異なる」との考えを示した。

 一方、三日月知事は報道陣に「まだ私どもと政府の見解は少し溝があるから、しっかり埋めるべく努力をしていく」と述べた。

 

 上記は京都新聞の報道です。

 原発再稼働の判断は、国の専管事項です。地方には何にも権限がありません。しかし被害は立地自治体同様、滋賀県や琵琶湖に大きく被害が及びます。そのような中で、大臣のこのような発言は残念です。

 高浜原発の多重防御体制が出来ておらず、ヨウ素剤の引用の判断も国であり、避難経路である、国の所管の161号線の整備も出来ていません。

 今、地方の権限として出来ることは、原発に頼らないエネルギー政策を進めることです。来年4月から電力自由化で、各企業が本格的に取り組むと、電力供給がどのようになり、原発の必要性があるのかどうか、更に検討されるではないかと期待します。

 

 私自身は、平成23年3月11日の東日本大震災のことが、常に頭の中から消えることがなく、それにより福島原発の大事故などで、未だに10万人以上の方がふるさとに帰れない現状に心が痛みます。

 また身近では、平成25年9月17日の台風18号の被害など、住民の皆さんの安全を確保することが、政策の第一と考えております。

 今年1年、皆様には大変お世話になりました。来年は1月4日から事務所を開き、ブログの更新もスタートします。皆様方にとりまして良いお年であることをご祈念申し上げます。

 

     清水 てつじ

 

| 2015年12月30日 | 活動日記 |