清水てつじ事務所
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環境・農水常任委員会県内視察


        大津市公設地方卸売市場
2月13日、環境・農水常任委員会県内視察ということで、最初に大津市公設地方卸売市場に、行ってまいりました。
大津卸売市場の供給圏人口は、約835,000人で、滋賀県の約6割の県民の台所をまかなっております。
近年、大津卸売市場の取扱高は、鮮魚などについては平成19年度は約5,600tと、ここ5年間は、ほぼ横ばいであるものの、野菜・果実などは平成18年度の約36,300tから、平成19年度は約26,700tに減り、ここ5年間、減少傾向となっております。
県民にとって大切な大津卸売市場。
今後は、市場取扱高の維持・改善のため、多くの事業者に参加頂き、買受人数の確保が必要と思われます。
また市場施設の老朽化も進み、今回、水産保冷施設の拡張を決められ、県に対して懇談がありました。

  光コンテック㈱ 廃ガラスを混ぜたコンクリート
次に、廃ガラスを再資源化している、光コンテック㈱に訪問いたしました。
廃ガラスは、大別して二つに分けられます。
一つは、白色(透明)、茶色のビン・・・これらはほぼ100%新しいビンとしてリサイクルが出来ます。
もう一つは、その他の色のビン・・・これはビンとしてリサイクルしにくく、大量の廃ガラスがあるのが現状です。
光コンテック㈱は、その県内のリサイクルしにくい廃ガラスの再資源化ということで、廃ガラスを、安全のため角を取ったガラスレットに加工して、コンクリートに混合し、コンクリート二次製品を製造しておられます。
環境を考える中で、これから公共施設などにもこのような製品の利用を増やしていくことが、資源リサイクルと廃棄物削減のための、ひとつの有効な手段と考えます。
本当に、行政・企業・そして個人レベルまで、循環型環境社会にこだわった活動をしていくことが大切だと思います。

                         清水てつじ

| 2008年02月14日 | 活動日記 |