2018年問題 南草津駅BRT導入
草津市は、立命館大学の学生が約16,000人おられ、そのうち半分が通学しておられるそうです。
常に南草津駅は学生さんで飽和状態で、通学バスに長蛇の列が出来ている状況です。学生さんの通学の利便性を考え、ようやくBRT(連接バス)を2台導入することが決まり、来年の4月から運行されることになりました。
手に持っているのがBRTの模型です。
BRTは、120人乗りのバスで、1台8,000万円×2台で、国と草津市、滋賀県、そして事業者の近江鉄道が負担し、全体事業費として2億8700万円の予算で設置がされます。
このバスは大変珍しく、導入されると草津市の名物になるような気がします。
「2018年問題」とは、2018年から日本の18歳の人口が減りはじめ、大学進学者が減っていくことです。
日本の18歳人口は、1992年の205万人から、2009年には121万人と激減し、そして2018年以後から減少に転じ、2031年には104万人になるそうです。
大学進学者においても、2018年には65万人、2031年には48万人にまで落ち込むと見られております。
立命館大学も学生数約16,000人と言いましたが、茨城市に経営学部4000人が移動し、現在は12,000人となりました。BRT導入も遅きに逸した感があります。
全国各地で学生の取り合いで、私学や国公立も生き残りを賭けた運営状況になると予想されます。
清水 てつじ
| 2015年06月19日 | 活動日記 |