清水てつじ事務所
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高島市庁舎位置問題とJR新旭駅エレベーター設置見送り

 高島市政が合併して今年10年を迎えます。
 シンボルとして市の花に「カキツバタ」、市の木「桜」、市の鳥「ヒバリ」と制定されたことが11月号の広報誌に掲載されてありました。
 そして、広報誌には9月定例議会での福井市長の所感が掲載されておりました。
 その中で、「市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例」について、この議案は福井市長が市民と選挙でお約束したことであり、多くの市民の皆様はこの提案に対して指示されておられましたが、議会が否決をされました。
 条例改正理由として、来年度から地方交付税の大幅な減額や、合併時に推計されていた将来人口と現在の人口との大幅な乖離などと言われました。
 
 また私自身は、福島原発が発生し原発の安全神話が崩れ、予定されていた庁舎の位置は県版UPZにかかっております。庁舎問題は、高島市の未来を見据えたことでありますが、市民の多くは現在の新旭仮庁舎もいく用事がないという方も多くおられ、支所の充実を望んでおられます。
 
 最後に福井市長は「本日の議決内容は、私に対します事実上の不信任を受け止めざるを得ない。」ということを言われましたことは、大変重い言葉であると考えます。
 また、市議会のある会派が、広報紙でJR新旭駅エレベーター設置の見送りと掲載されておりました。庁舎位置問題とJR新旭駅のバリアフリー化は連動しており、JR西日本が条件の一つと聞いておりました。それが見送りになったことは、私自身も選挙での市民とのお約束事でしたが、これが見送られたことは誠に残念です。
 今、高島市は地元と協力して考えなければならないことは、平成37年に北陸新幹線が敦賀まで開業されます。それにより北陸新幹線がフリーゲージトレインを活用して湖西線を平成56年まで仮開通します。現在は、特急サンダーバードが一日往復7本今津駅に停車しますが、北陸新幹線は、湖西線を通過しても今までのように今津駅に停まることは決まっておりません。そのためにも地元と高島市が協力して今津駅に停車するよう要望活動を始めなければなりません。
 この庁舎問題で高島市の停滞を招いてはいけないと思います。それよりも高齢化人口減少による医療福祉の問題、地域の経済雇用の問題など山積しております。早急に市民全体の意見が尊重される形で決着していただきたいと願っております。
 

清水 てつじ
| 2014年10月28日 | 活動日記 |