清水てつじ事務所
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滋賀県のブランド力アップを  びわ湖ウナギ稚魚放流

 滋賀県の代表的なブランド商品として、近江米、近江牛、近江茶、湖魚などがあります。その滋賀県のブランド力は、47都道府県の中でも下位にあり、これをいかに上げていくかが課題です。
 びわ湖の魚については、農林水産省が昭和29年から漁獲量の統計を始め、翌年の昭和30年の漁獲量は10,616トンでしたが、その後減少し、平成24年は1,316トン、平成25年は概算値で1,029トンと、大きく激減している状況となっています。
 今後、びわ湖の魚の漁獲量を増やし、滋賀県の特産品・ブランド品として、また後継者の育成など、県として推進していかなければなりません。
 その中で、びわ湖ウナギは全国的にも高価な魚として有名であり、人気が高くなっております。そのびわ湖ウナギを増やすことが重要であり、県としても滋賀県漁業協同組合が行っているビワマスやウナギの放流に、支援をさせていただいております。
 

  

 毎年、大津市堅田、近江八幡市、マキノ町百瀬、長浜市の大浦の4か所でウナギの放流がなされており、先日の1023日には、長浜市西浅井の大浦漁港から船を出され、びわ湖にウナギの稚魚の放流が行われました。当日放流された量は約426㎏で、約3万匹弱とのことでした。
 そして4箇所で、合計約2トンのウナギの稚魚が放流されるそうです。

 生後約1年のウナギの稚魚は、これから2年程経つと、ちょうど良い大きさに成長するとのことです。ウナギはおもに小魚やエビなどを食料とし、外来魚の卵も食べるとのことで、外来魚の繁殖防止にも繋がるとのことでした。

  

  
 滋賀県のブランド商品のひとつであるびわ湖ウナギが多く獲れ、是非、滋賀県のブランド力を高めていただきたいと願っております。
     清水 てつじ

 

| 2014年10月24日 | 活動日記 |