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対話の会・びわこねっと政務調査の報告 その2

10月29日に、9月末で自治体病院である千葉県銚子市立病院が、全国で初めて閉鎖され、その務調査に行ってまいりました。

千葉県銚子市は、現在の人口は約7万人とされ、ピーク時は9万2000人の時と比べ大幅に減少しております。銚子市は、大変景色の良いところで、また特産物として有名なのは、醤油や魚介類や海産物などがあります。
さてその銚子市での、今回の件に関して市長はじめ議会も、苦渋の選択であったと思います。

大きな原因は、急激な医師の減少と、職員給与の高コスト体質もあるような気がしました。一般会計から繰出金も、累計199億円になり、これ以上財政調整基金を取り崩すことは困難となり、銚子市立病院は閉鎖されました。
しかし夜間、小児急病診療所を設置され、また周りには民間病院を含め、5つのうち2つが救急指定病院になっています。また30分以内のところに、ベット数1000床の公立病院があります。
また、あり方検討委員会を設け、現在、病院事業再開に向けて銚子市の方で銚子市立病院の維持管理をされています。

そして一番驚いたことは、昨年に市民の方が病院の存続に向けて、私財を投げ打って改装資金を出されたとのことでした。今回、残念ながら、その努力は報われませんでしたが、そのような市民の精神は必ず報われるのではないかと思いました。

                        清水てつじ

| 2008年11月06日 | 活動日記 |