清水てつじ事務所
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第7回流域治水シンポジウム

 コラボしが21で、第7回流域治水シンポジウムが、13時から17時まで開催されました。
 初めに、昨日鴨川決壊現場と被災地の視察をされました東京大学名誉教授高橋教授が「戦後の水害と治水論理の変遷」のテーマでご講演をいただきました。
 過去の災害の状況や、特に政府は鉄道と河川の治水対策に力を入れられたそうです。高橋教授は、法律や条例を変えるときは当事者の住民にしっかりと説明し、住民の理解を得なければならない、どのように理解を得られるかは、政治家の力量だと言われました。

  



 
 後半戦は、「流域治水政策をどのように進めていくか」のテーマで、コーディネーターに嘉田知事、パネリストに高橋教授と京都大学防災研究所教授 多々納裕一教授、前信楽高原鉄道社長今井様、東近江市葛巻町防災委員安井様のパネルディスカッションが開催されました。
 今回、滋賀県は流域治水の推進に関する条例は9月、12月と議会で継続審議になり、今回の水害で被害に遭われた今井様や、日野川が決壊寸前で、土嚢を積んで防災にあたられた安井様の声などがあり、それらの声を2月議会に向けて、条例の修正案に参考になればと思います。
 また、1月中頃には、再度、五つの自治会に住民説明会を開催されます。住民の皆様にご理解いただき、2月議会には議決出来るようになればと思っております。
 今日はクリスマスにも関わらず、多くの職員さんが参加をしていただき、ご苦労様でした。
 
     清水 てつじ
 

 

| 2013年12月23日 | 活動日記 |