一級河川鴨川の調査
朝日新聞に鴨川河川敷の木材チップの撤去作業に使用される重機が21日に運び込まれ、作業は週明けから始まると報道されております。
今日も、天気がミゾレまじりの状況で、予定通りに来年1月末までに撤去を完了する計画ですが、そのようになることを願っております。
明日、第7回流域治水シンポジウムが、13時から「コラボしが」の3階大会議室で行われます。その講師の東京大学名誉教授の高橋先生が、台風18号で決壊した鴨川と被害受けた南鴨地区の視察に来られました。
今回の講演の目的は、明治以来の水害対策はより高い堤防を築いてきました、それにより中小洪水の被害は激減しましたが、より洪水流量の増加が起こり、大洪水に繋がりました。
このことを踏まえ、堤防やダムだけに依存することなく、流域全体で治水計画考える総合治水計画が河川行政に取り入れられ、近年、河川法改正では環境保全や住民参加も必要になってきました。
今後の河川政策をどうすべきか、ご講演をいただく予定です。
南鴨地区は、復旧はだいぶ進み、新しい畳が入った家も多くあり、一段落した様子ですが、区長さんにお聞きすると、年を明けてから修繕をされるお宅もあるとのことです。
明日の流域治水シンポジウムは私も参加させていただきます。お時間のある方は、是非お越し下さい。
清水 てつじ
| 2013年12月22日 | 活動日記 |