高浜原発の運転差し止め 司法の判断
昨日は、政策・土木交通常任委員会、土木交通部所管が開催されました。
27年度補正も含め、28年度は県単独の道路、河川の予算が増額されています。これは評価いたします。
また懇親会では3月一杯で定年退職を迎える方から、様々な経験話を聞かせていただきました。これからも、その知見と人脈を生かしてご活躍をいただければと思います。
高浜原発の運転差し止めを認めた大津地裁の仮処分決定から、一夜明けました。昨日から今朝にかけて、その報道で埋め尽くしました。
多くの皆さんがコメントを寄せていますが、現在稼働している高浜原発3号機が、本日10時から出力低下が始まり、10時間後には原子炉が停止されるそうです。正直言って、関西電力さんが司法の決定を真摯に受け止められ、このような早急な対応をされることは驚いております。
これにより、今年の夏は原発が動かないため、節電、省エネが求められ、ピーク時には火力発電がガスや石油でフル稼働されるので、残念ながら電気料金の値下げがないと思います。
4月からは電力の自由化で、電気の購入を関西電力から変える事業所が多く出ているそうで、今までのような電力不足にはならないとのことです。
今回の高浜原発4号機の原子炉自動停止のトラブルや、また福島原発が5年経っても未だに終わりが見えない状況も、司法判断に影響があったのかも知れません。
清水 てつじ
| 2016年03月10日 | 活動日記 |