清水てつじ事務所
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来年度公共工事について

 昨日は、安曇川町ギャラリー藤乃井さんで開かれている、市内在住の山本光永さんによる木彫の作品を見に行きました。自衛隊に勤務されていた時に木彫に目覚め、以来40年の長きに亘り作品を彫り続けて来られました。素晴らしい作品が多く、9日まで開催されておられますので、ご鑑賞いただければと思います。

 朝日新聞の報道によると、来年度の公共事業予算は4年連続増額と報道されております。

 このことに関しては河川や道路、港湾の整備や老朽化対策などに取り組まれることは評価するものでありますが、これにより社会保障など、生活弱者の予算が削減されることがないようにと思います。

 わが会派の代表質問で、滋賀県の公共施設の建物が4100棟、施設が494施設あり、築50年以上の施設は面積ベースで、10年後約30%、20年後に約60%近くまでなる見込みです。

 また、インフラ施設、公営企業施設については、20年後にそれぞれの想定耐用年数を経過するのが、道路、砂防、河川管理、港湾といった施設で50%を超え、維持管理、修繕、更新などに係る経費については、建築物については、今後このままでいくと30年間で総額5300億円、単年度で平均約177億円と推計されています。

 インフラ施設の総額5290億円、単年度で平均約176億円、公営企業施設では総額5340億円、単年度平均約178億円と推計されています。合計計算すると単年度で、約531億円となり、滋賀県の一般会計の約10%規模に相当することになり、これから大変な厳しい局面を迎えます。そのためにも来年度の国の公共事業予算が地方に多くが配分されますことが効率的です

         清水 てつじ

| 2015年12月06日 | 活動日記 |