滋賀県議会議員　清水てつじ

　関西広域連合11月臨時議会が、ホテルニューオオタニ大阪で12時半から18時30分まで開催されました。奈良県の加入による補正予算、条例変更など、全て賛成多数で可決されました。

　一般質問は13名が登壇し、滋賀県議会からは岩佐議員が質問いたしました。関西広域連合も来月で5周年を迎え、広域で出来ることは広域で、広域防災や地方分権に期待し、国の権限移譲の受け皿としてスタートし、素晴らしい実績を残されました。

　東日本大震災のカウンターパートナー方式による岩手県、宮城県、福島県の支援や、ドクターヘリは質、量とも日本で一番素晴らしい運営をしておられます。びわ湖から始まる淀川水系の治水対策でも、上流（滋賀県）と下流（京都、大阪、兵庫）と連携も上手くいっております。しかし認知度が低く、市町から理解が得られていないのも事実です。

　井戸連合会長は、「奈良県が加入したことで、関西は、ひとつひとつの多様性を元に、関西はひとつ、の考え方で、これからも躍進すべきだ」と述べられました。

　最後に、橋下大阪市長は、一般質問に対して、関西広域連合議会で最後の答弁をされました。私自身は、維新の党や橋下大阪市長を支持するものではありませんが、この方の発信力やカリスマ性は大変大きく、来月で大阪市長を退職されますが、まだまだ政治の世界では強い影響力を持っておられます。お疲れ様でした。

　　　　　清水　てつじ