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彦根市民病院 12月産婦人科医師着任

 昨日の新聞報道で、彦根市立病院で医師による分娩を12月から再開すると発表されました。12月1日に産婦人科医師が2人着任されるそうです。約12万人弱の彦根市において、医療の中心の市立病院に産婦人科の医師がおられなかったことは、市民にとって大変不安なことであったと思います。たまたま民間の産婦人科病院のお蔭で出産が出来た状況で、私の妻も彦根市の民間の病院にお世話になりました。

 今回の産婦人科医師の着任により、来年度以降は150件程度を目指されるということです。わが会派の中沢議員や江畑元議員も、産婦人科医師の確保に奔走されていたのを覚えております。まずは一息です。

 高島市は民間の産婦人科病院が無くなりましたが、福井市長はじめ高島市民病院の先生方、職員のご尽力により、現在3人の産婦人科の医師がおられることは、大変心強く感じております。

 現在議論されている滋賀県の人口減少を見据えた総合戦略においても、2020年に出生数13,000人とし、合計特殊出生率は2040年に1.94を目指しております。そうしないと、人口減少を2040年に約137万人が維持出来ない状況です。まず人口減少を緩和するには、安心して出産出来る体制が重要です。

 ところで出産費用ですが、現在、健康保険・国民健康保険など全て給付制度があり、1児につき約42万円給付されます。一方、出産費用は、滋賀県の平均は、約48万5千円です。この分の助成も、今後政策として検討してはどうかと思います。

 

     清水 てつじ

| 2015年10月29日 | 活動日記 |