清水てつじ事務所
高島市勝野129-3 
TEL:0740-36-2077
FAX:0740-20-5531
地図はこちら

本日川内原発再稼働

 関西では猛暑が続きますが、北海道では局地的急激な大雨が降り、被害も出ております。このような気象状況が、今後頻繁に起こると思います。そのようなことを想定した計画も策定しなければならないと考えます。

 夜、私ではありませんが、救急で高島市民病院に行きました。医師がお二人おられ、しっかりした夜の救急体制は出来ておりました。

 しかし気になるところがありました。それは正面の一番良い場所に30台ぐらい止められる駐車場がありました。もちろん夜ですので、ガラガラに空いておりましたが、何故、鎖で施錠してあり誰も止めることが出来ない状況なのか、分かりません。

 病院というものは患者さんのためにあるもので、この便利な場所に車が止められないのは疑問を感じます。市民として説明と改善をお願いしたい。

 今日から鹿児島県川内原発一号機が再稼働し、もうじき「臨界」に達する見通しです。

 この再稼働にあたっては地元の皆様も経済を取るのか安全を取るのかで意見が分かれており、また国は電力会社や地元の自治体の判断と言い、電力会社は安全規制委員会の判断と言い、はっきりとした責任の所在が分からない状況です。

 そういう中で地元の皆様は大変な不安を抱えておられます。特に医療や介護施設の避難についてなど、避難計画もまだはっきりと決まっていない状況で再稼働されます。

 原発はコストが安価でCO2削減にも効果があると政府は言われておりますが、コストに関しては疑問を感じております。

 ひとつは国からの交付金のコストがカウントされていない、放射性廃棄物の最終処分費用がカウントされていない、目に見えないリスクなど、莫大なコストがカウントされておりません。

 そのようなことを考慮すれば、原発再稼働はコストが安く済むことが言えるのか疑問です。今後川内原発の二号機や、愛媛県の伊方原発三号機、福井県の高浜原発三号機、四号機など、政府は再稼働に向けて進む予定です。

 私自身そう簡単には認められないです。6月議会でもわが会派から二人が退席したことで、多くの批判も未だに頂いております。安保法案ともども日本の大事な政策であり、これからも国民の皆さんと一緒に議論を尽くします。

 

      清水 てつじ

| 2015年08月11日 | 活動日記 |