労働者派遣法改正案について
今、国会で審議中の労働者派遣法改正案が、自民党・公明党・維新の党の賛成多数で法案が通りそうです。
今回の改正案は、派遣社員が今までは26業務以内であれば、派遣される期限がありませんでしたが、今回の改正案により26業務以内が廃止され、期限は一律3年となります。
多くの派遣されている社員の皆さんには、不安が広がっております。
派遣社員を雇用される企業にとっても、仕事になれた方が3年で退職することは、企業側にとってもデメリットがあると考えます。
企業側もこれを機会に長期の派遣社員に対して、雇用しなければならない基準を検討すべきです。
そもそも大企業のために労働者派遣制度が出来たことに問題があり、そのために若者が結婚できない理由のひとつに、派遣社員のため収入が安定しないことも原因です。
生涯にわたり派遣で働かざるを得ない若者を、増やさない政策が必要です。
清水 てつじ
| 2015年06月12日 | 活動日記 |