なぜ今、集団的自衛権行使を法制化するのか
昨日は滋賀県建設業協会高島支部の総会に出席させていただき、市民の皆様のために防災対策や災害復旧に対して御礼を申し上げました。
安倍総理は、臨時閣議で自衛隊の海外活動拡大をするために、安全保障関連法案を決定されました。
自民党の歴代の政権が、憲法9条の下で禁じてきた集団的自衛権行使を可能とするなど、戦後の安全保障政策の歴史的な転換に踏み切られました。
戦争に対する考えが、世界が変わったのか、日本が変わったのか、国民にとっては平和で豊かな日本社会がどのようになるのか、大変不安であります。
政府は、「日米同盟強化を通じて抑止力が更に高まる」と言われますが、抑止力とは相手を押さえつける意味もあり、憲法9条を変え、自衛隊の活動範囲を拡大することは、それなりの多くの予算と人員が必要です。
そして何よりも大事なことは、国民の覚悟も必要になってまいります。
今、そこまで集団的自衛権行使を法制化しなくてはならないのか、よく分かりません。
日本が誇れることは憲法9条であり、平和を守り、そして人の命が何よりも重いということです。
今後、日本の未来は集団的自衛権行使の法制化によって、どのように日本人が変わり、世界の人が日本人に対してどのように思われるか、大変気になるところです。
清水 てつじ
| 2015年05月16日 | 活動日記 |