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原発再稼働に対して

 日に日に気温が上昇し、夏が近づいてまいりました。これから夏場に向けて電力需給がどのようになるのか、関西広域連合でも議論が始まっております。

 昨年より消費電力は減少すると見込まれており、住民の皆さんに何%の節電をお願いされるのか気になるところです。

 関西電力は、高浜原発3、4号機の再稼働を原子力規制委員会に申請され、受理されたことはご存知だと思います。

 ところが、福井地裁は高浜原発3,4号機再稼働を禁じる仮処分を決定されました。

 この問題は、福井県だけの問題ではなく、近隣である滋賀県や京都府の住民には再稼働決定には大変関心があります。福井県以外は再稼働に関して権限はありませんが、被害を受ける地域として再稼働には、今の状況では認める訳にはいきません。

 その理由は、一、原発施設の安全性が確保されていない。二、地震や津波など立地条件に対する安全性が確保されていない。三、原子力安全協定など、国、事業者、自治体間の緊密な連携協力がされていない。 四、原発事故に備えた防災対策、避難計画が確立されていない。

 以上のことが理由です。

 

 今回の統一地方選挙ではあまり原発再稼働について争点になりませんでしたが、滋賀県議会において原発再稼働は、選挙公約や今までの政治行動から勘案すると、原発再稼働反対は、チームしが県議団15人、良知会3人、共産党3人、公明党2人、自民党1人、合計24人になり、意見書が提案されれば、原発再稼働に関しては否決されます。

 

      清水 てつじ

| 2015年05月08日 | 活動日記 |