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北陸新幹線の大阪までのルートについて

 新聞報道で関西広域連合の井戸連合長(兵庫県知事)は、北陸新幹線の敦賀大阪間のルートに関して、福井県知事選の応援演説で、「米原ではダメ」と発言されたことに大きな波紋を呼び、滋賀県の三日月知事が、「困惑した」「米原ルートが基本」と述べられました。

 本日の新聞報道で、「米原ルートはダメ」の発言について、「選挙の応援だったのでリップサービスも多少あった」と陳謝されました。

 

 現在、北陸新幹線(敦賀以西)ルートの検討については、3ルートあり、関西広域連合の調査に基づいて報告しますと、

・小浜ルート 建設距離が123kmで、総工費9500億円。一日の乗降客約26000人。

・湖西ルート(湖西線ではありません) 建設距離が81km。総工費6200億円。一日の乗降客約31000人。

・米原ルート 建設距離44km。総工費3600億円。一日の乗降客約33000人。

以上の調査結果が出ております。

 平成25年に関西広域連合は、米原ルートが建設費などで最も優位ということで国に要望しております。

 工事負担費は、地方が1/3負担しなければなりませんので、滋賀県の財政状況を鑑み、米原ルートが可能性が高いと言われております。

 平成34年には、北陸新幹線は敦賀まで開通し、開業予定になっており、平成37年には、フリーゲージトレインで、湖西線を約17年間走行する予定です。

その時に、フリーゲージで走行中どのようにして近江今津駅や堅田駅に停車してもらえるかが大きな課題です。

 今回の県議選にはあまり争点にはなりませんでしたが、ぜひ今後の事について市民の皆様に関心を持っていただき、ご協力よろしくお願い致します。

 

清水 てつじ

| 2015年04月24日 | 活動日記 |