滋賀県議会議員　清水てつじ

　政策・土木常任委員会及び予算特別委員会分科会の土木交通部所管が開催されました。

　一般所管事項で私が申し上げたのは、国土交通省の２０１５年度の新規事業候補に、国道１６１号湖西道路の坂本北ＩＣから真野ＩＣの４車線化について、事業化は妥当との審議結果を出され、県として「新規事業箇所として採択される事を強く望む」と発表されました。

　この件に関しては、必要であり採択される事は支持しますが、その前に既存の箇所（小松拡幅・高島バイパス・湖北バイパス）が、常に安定した予算を確保する事が条件だと思います。
２６年度に３箇所で十数億の予算がつきました。２７年度も前年並みに予算が確保されると思いますが、２８年度以後も毎年十数億円以上の予算を確保しなければ、まったく工事の完成が見えない状況です。

　国交省の所管とはいえ、滋賀県が1/3の予算を負担しなければならなく、県も高島市や大津市と協力してなお一層の３箇所の工事が推進することが重要です。

　新規事業の、状況を鑑みますと真野ＩＣの４車線化は相当な時間と費用が掛かりそうで、この新規事業によって、今申し上げた３箇所の予算が減額される事になれば、本末転倒であります。

　なにとぞ早期に１６１号バイパスの３箇所が実現できます事を願っております。

　　　　　　　　清水　てつじ