清水てつじ事務所
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第1回武村政治塾

 昨日コラボしが21で、第1回武村政治塾が開催され、出席してまいりました。
武村正義さんは1934年生れ(80歳)、八日市出身で東京大学卒業後自治省に入省され、その後、八日市市長、滋賀県知事、衆議院議員そして大蔵大臣を歴任されました。
一回目は、自治省から埼玉県庁へ出向され、地方課長になり、多くの市町村長と付き合う。そして彼らの仕事に魅力を感じ、ふるさと八日市市長になりたいと考え、自治省、埼玉県庁を辞められ、八日市に帰るまでの話をしていただきました。


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 武村正義さんに、会場から今回の解散についてどう思われるかと質問され、武村さんは、「安倍さんによる、安倍さんのための政略解散」そして「低投票率を期待されている」。
「アベノミクスについては、成功していない、その根拠は、GDPが二期連続マイナスで、今回は年率マイナス1.6%、また消費税の先送りを決断、OECD加盟国で、日本の経済成長率は平成26年度で0.4%、27年度で0.8%、28年度で1.0%、ところが、世界は3%、ヨーロッパに2%と言われています。
「日本は、凄まじい借金大国で(非道徳を感じ)、しかも日本の借金は60年償還で、世界基準は20年償還、これにより日本の高校生が夢を持てないと言われました。」

当初、安倍さんは集団的自衛権の行使は、憲法改正すると言われていましたが、ところが憲法改正には衆参両議員の3分の2以上で、国民投票の過半数が必要です。大変高いハードルのために、先に憲法96条を変えよう(3分の2 から 2分の1)とされましたが、それも国民の強い反発があり、やむを得ず安倍さんの仲間である閣議で集団的自衛権の行使を決定されました。
また原発に対しても、科学技術面から見て未完成で、廃棄処理が出来ないものを使ってはならない、と言われました。
これだけの経験と実績のある武村正義さんがおっしゃると、大変重く受け止めます。80歳になられてもまだまだ現役です。これからも私どもにご指導賜ります様、宜しくお願いします。

清水 てつじ

 

| 2014年12月01日 | 活動日記 |