清水てつじ事務所
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消費税増税から1ヶ月経ちました

 今日は午後から、平成26年度高島交通安全協議会通常総会が、今津東コミュニティセンターで行われ、出席してまいりました。その後、今津サンブリッジホテルで開催された高島経済会総会に参加させていただき、それぞれ挨拶をさせていただきました。
 
 消費増税前の3月に駆け込み需要があり、4月の消費増税以降は想定通り、売り上げが減少しております。政府は、夏以後には成長軌道に戻ると見ておられますが、疑問を感じます。
そのような状況の中で、成長戦略として減税と増税の議論がされております。
 減税は法人税です。外国の企業に比べると日本の法人税は高いと言われていますが、全体の7割以上が赤字企業で、法人税を支払っていないところが多くあり、政府は税の負担が一部の黒字の企業に偏っているのは、公平性を欠くと言われております。そもそも大企業と中小零細企業を、同じ土俵で議論すること自体がおかしいのではないか。
 また法人税10%減税で5兆円とも言われており、恒久的にその財源の確保は簡単ではありません。
 大企業の本店は都市部に集中しており、中小零細企業は地方の中核です。法人税を減税することは、さらに中央と地方の格差を拡げるのではないかと考えます。
 一方、増税の方は、配偶者控除見直しと言われております。これは、女性の社会進出を阻害する要因だと言われておりますが、決してそのようなことではないと考えます。
 それによりパート主婦世帯が増税と消費税増税とダブル増税になります。
政府は、株価を上げるために成長戦略政策に行き詰っておられることが、ひしひしと感じられます。
 私は、政府は国内問題も重要ですが、それ以上に外交問題を安定されることが、本来の国の姿ではないでしょうか。今、アジアが大変不安定です。世界が安定することが世の中の安心に繋がり、経済も良くなるのではないかと思います。
 
    清水 てつじ
 

 

| 2014年05月24日 | 活動日記 |