滋賀県議会議員　清水てつじ

　朝から雪が降り積もっており、県庁に来ますと雪が全くないという、いつものパターンです。
 
　平成26年度予算の会派説明があり、時間いっぱい意見交換をさせていただきました。
 
　
　さて、東京都知事選挙が注目され始めております。それは、脱原発を掲げ、細川元首相を小泉元首相が応援するという枠組みになるかもしれないからです。
　確かに、原発は今の段階でゼロにすることは、それ以外のエネルギーに電力を頼ることになり、ＣＯ2削減の部分とかエネルギーの供給が不安定になることは認めます。
　しかし、将来に向けて必ず脱原発にしてほしいことは、国民の望みではないかと思います。脱原発は、5年や10年で出来るものではなく、今から脱原発の考えで政策を進めなければならないと思います。
　政府自民党は、全国50基の原発を再稼動することを提案しており、それに推薦を受けられた候補者は、その政策を進めなければなりません。
　国民は、原発に頼らないエネルギー政策を期待しているのではないかと思います。
　その根拠に滋賀県が昨年度策定した「再生可能エネルギー振興戦略プラン」は、2017年度に再生可能エネルギー導入目標量を42.8万kwに設定しました。7月に電力買取制度がスタートし、現在発電量設備と設備認定を合わせると約29万ｋｗとなり、約7割達成とハイペースで進んでおります。これは、電力買取制度が導入されたのもありますが、国民の原発に頼らないエネルギーにしたいというお気持ちもあると思います。
　今回の都知事選挙選挙がどのような形になるのか、結果如何によっては、国の方針も見直していただければと願っております。