清水てつじ事務所
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びわこ1・2・3キャンプ IN マキノ

 ボランティアの皆さんが、福島をはじめ関東など、放射能汚染から子ども達を守るために、そのお子さんやご両親などと一緒に、びわこ123キャンプが、マキノの一二三館で、1223日から15日まで開催されており、寄せていただきました。
 

  

 毎回参加されている子ども達とも久々にお会いでき、元気そうです。いつも親しくしている「ゆうや君」に聞くと、福島県南相馬市では相変わらずほとんど家にいるそうです。
 
 
 昨日は、映画監督をしておられる鎌仲ひとみさんの講演がありましたので、聞いてまいりました。
 鎌仲さんのお話によると1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故で、多くの住民や子ども達に内部被ばくの影響が出て、今なおその状況は続いているそうです。


 当時はソビエト連邦でしたが、独立してベラルーシという国にチェルノブイリは位置しており、原発事故が起こる前は、小児甲状腺に異常のある方が2人であったのが、現在は約6000人に増えているそうです。政府は保養を推奨されており、それにより体調が改善されているようです。
 今回のびわこ123キャンプに参加している人は一部であり、多くのボランティアの寄付などで運営されております。参加された子ども達は、体調が良くなっている成果も表れており、これからも保養キャンプを継続するためには、行政の制度化が求められます。
 また、ご講演いただいている鎌仲ひとみさんに対して、子ども達の安全を守るために、両親の悲痛な質問が多くありました。
 まだまだこの問題は収束の方向になっておりません。国も県もこのような保養支援キャンプの制度化をすべきであると思います。
 

    清水 てつじ
 

| 2014年01月05日 | 活動日記 |