清水てつじ事務所
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風と土の交藝IN琵琶湖高島2013

 今朝から安曇川町の上空に色とりどりの気球がたくさん浮かんでおりました。この熱気球が飛ぶ時期は、いよいよ冬の足音を感じる季節です。
    



 また、今年も早いもので明日から12月となり、秋を惜しむかのように高島市内の山々では深まる紅葉を見ることが出来、過ぎゆく秋を感じる日となりました。
   



 
 今年で4回目を迎える“風と土の交藝IN琵琶湖高島2013”が、昨日から121日までが前半、そして126日から8日までが後半の日程で、高島市内50か所で開催されていて、今日は私も何か所か寄せていただきました。
 最初に、安曇川町南古賀で鍛金をされておられる藤田良裕さんの工房に、お邪魔させていただきました。海外でも修業された藤田さんの製作された作品は、たいへん斬新なデザインでとても手の込んだものばかりでした。
 

 



 
 次に安曇川町下古賀で、家具製造をされておられる榎並谷剛さんの「家具工房 榎栞(かかん)」に寄せていただき、たいへん丁寧に作られた高級感のある家具を拝見させていただきました。
 材料にナラをはじめ、広葉樹を集めるのが大変だそうです。

  

 
 そして、坂下道良さんの「楽農舎なごみの里観光農園」にお邪魔し、高島のお米とおからと安心野菜で育った鶏の有精卵や、化学的な肥料や農薬、除草剤を使わず育てられた野菜を購入させていただきました。
 また畑のまわりに、数頭の山羊がいて、土手などの草を食べておりました。この山羊のお蔭で、今まで大変だった草刈りをしなくても済むとおっしゃておられ、これはとても良い方法だと感じました。
 

  



 次に朽木市場の横井真一さんの「朽木まるきゅう」に寄せていただき、地元朽木の新鮮な食材で作られた、とても美味しい食事を頂きました。
  

 その後、朽木小中体育館で「森のチカラをデザインする」をテーマで、(株)西栗倉・森の学校の牧大介さんと、()トビムシ小村力研究所の玉利康伸さんの森林を活かしたまちづくりについての講演を、聞かせていただきました。

 
 この“風と土の交藝IN琵琶湖高島2013”は、高島市内に拠点を持って仕事をされている方(工芸、農業など)の工房などをオープンアトリエ型にした催しで、会場の50か所のうち約8割が、高島市外から移り住んでいただいております。
 このイベントを通じて、より多くの方々との交流がうまれ、更に新しい風の人が、高島で居住し、生業がされますことを願っております。
 このイベントを企画されましたNPO法人結びめの皆様をはじめ、ボランティアの皆様、年々グレードが上がり、素晴らしい内容です。
 これからもご活躍を期待しております。
      
       清水 てつじ

 

 

| 2013年11月30日 | 活動日記 |