防災・エネルギー対策特別委員会 県外視察
19日~20日にかけて、「福島県被災現場」、「仮設商店会」の現在の状況と、「愛知臨空新エネルギー実証研究エリア」に視察に行きました。
一日目に、福島県いわき市久之にある浜風商店街に現在の状況を報告させていただきます。場所は、福島第一原発から30km圏内の南方に位置し、立ち入り禁止区域ではないため、全体の6割~7割くらいしか帰ってこられませんでした。
被害状況として、震災前の人口約5600人、世帯数1950世帯が、被害状況として、全壊 899戸、半壊約900戸、死者55名、行方不明者12名、海沿いに立地する800mに渡る商店街は壊滅の状況です。

2年8ヶ月が経過しても復興が進んでおらず、先日の福島市長選挙をはじめ、いわき市・郡山市など、現職の市長さんが落選したのも、市長さんにではなく、国に対する不満の表現がこのような結果になったのではないか。
帰ってこられた方から、「買い物が出来ない」ということで商店街の再開を希望され、9件の商店が仮設商店街で再開されました。
しかし、期限は2年で、1年間のみ延長されましたが、今更、借金をしても返せる目途が立たないとのことで、全く未来が見えない状況とのことでした。「また、来年来て下さい。どれだけ復興が進んだか見て下さい」といわれておりました。一日も早い復興を願っております。

翌日の帰路に着くときに新幹線の福島県郡山駅に放射線量がリアルタイムで分かる線量計がありました。私たちから見ると高い数値でありますが、そこでは普通の生活を送っておられることに驚きました。
翌日には、あいち臨空新エネルギー実証研究エリアに、愛知県の再生可能エネルギー取り組みの説明を頂きました。この施設は、平成21年にオープンされ、現在は6箇所の企業が参加して新エネルギーについて研究を進めておられます。太陽光発電システム・遮熱ネットによる太陽光パネルの発電効率向上に関する研究・交通信号用燃料電池の塩害影響研究・廃棄物系バイオマスからのバイオエタノール生産に関する研究など次代を先取りした研究が進められております。大型の風力発電施設や、太陽光発電、燃料電池など取り組みを積極的に展開されておられます。








