清水てつじ事務所
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文教・警察常任委員会 県外調査その3

 今から11年後の平成36年に、滋賀県は第79回国民体育大会の開催が内々定されました。そこで、平成26年に第69回国民体育大会が、長崎県で開催され、「長崎がんばらんば国体」の視察調査に寄せていただきました。
 メインスタジアムも前回の長崎国体で使用されました、諫早市にある県立総合運動公園陸上競技場を80億円で改修され、素晴らしいメインスタジアムに完成されておりました。
 

 

 このスタジアムは、国体終了後は、JリーグのV・ファーレン長崎の本拠地として使用されるとのことです。また環境にも配慮しており、太陽光発電150キロワット、天然芝のため、水の利用が多く、雨水を地下に溜め込み、それを活用し、また電力のピーカットには、発電機を使用されておられます。

 
 長崎県は、13年前の平成13年に国体開催を内々定され、8年前の平成18年にメイン会場を選定し、平成21年に内定、平成23年に決定されました。そして、7月より県実行委員会を発足され、8年前に市町に対して、各競技の希望選定を行い、施設が整備が出来ていないところは、市町の財政指数により補助率を変え、県が支援し、施設の建て替えを進め、県内21市町、県外で熊本県、福岡県に協力を得て、競技会場の選定をされました。
 
 経済効果として505億円、雇用者数3794人、5,200人のボランティアを募集し、現在2,900人の登録者数で、企業からも協賛金を募集されておられます。

 
  

 選手強化には、ターゲットエイジの育成として、小学生の時から取り組みをされ、また故郷出身の有望選手の確保、選手強化組織体制の整備として、中村知事が長崎県体育協会長に就任され、長崎県が全面的にバックアップする体制を取られました。
 そして、平成22年千葉国体が総合成績31位、平成23年山口国体で15位、平成24年岐阜国体で20位、そして今年度東京国体で10位と着実に成績を上げられ、地元開催の来年には総合成績1位を目指しておられます。しかも、それは県議会(平成2211月議会)で議決をされておられます。県民一体となった取り組みを強く感じております。

  

 
 長崎国体のご成功を心からご祈念申し上げます。
 
       清水 てつじ

 

| 2013年11月10日 | 活動日記 |