清水てつじ事務所
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中江藤樹生誕400年祭

3月7日から9月28日までの約半年間行われいた中江藤樹生誕400年祭も、ついに終わりとなりました。
その400年祭のフィナーレイベントとして、9月27日は「おうめいフォーラムin高島」が開催され、歴史上の人物を地域づくりに活かす全国12自治体の市町が集い、ふるさとの先人を活かした子どもたちの人づくり、心そだてをテーマに、それぞれの取組みなどを発表されていました。
また最終日の9月28日は「藤樹心学フォーラム」が開催され、約500名の参加者のもと、午前中は、第一部として「孝」~こころの絆~ をテーマで「お父さんお母さんへの手紙募集」の最優秀作品の朗読、そして作家の童門冬二先生の記念講演がありました。
また午後から第二部、「恕」~未来を担う子どもたちに伝えるもの~ をテーマにお話がありました。
近年、テレビや新聞で、親と子の間でも本当に悲しい事件や出来事ばど報道されることがあり、言葉では言い表せない程つらい気持ちになることがあります。
またお話の中で、ある調査で、外国に比べ、日本の子どもさんは親を大切にするという気持ちが非常に少ないという調査結果がでたとのことでした。これも本当に悲しい結果であります。しかしながら我々大人達の責任も非常に大きいと思います。
いつの時代も親と子の絆、そして思いやりをもって人と接することは、最も大切なことであり、誰もが願うことであります。この「おうめいフォーラム」「藤樹心学フォーラム」、そして中江藤樹生誕400年祭を通して、その一つの答えが、中江藤樹先生の教えによって深く私達の心に刻みこまれたのではないかと思います。
本当に約半年もの長い期間、この中江藤樹生誕400年祭の開催に携われた関係者の皆様の多大なご尽力に、心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。

                          清水てつじ

| 2008年09月29日 | 活動日記 |